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夢の世界の中で僕は  作者: あきのななぐさ
皆が笑顔でいられる世界のために
155/161

龍王の子と精霊王

最終決戦ついに決着です。

皇帝の体に膨大な魔力マナが集まりだしていた。


「いよいよだな……」

誰に言ったわけでもない。

ただの独り言のつもりだった。


「ねえ、ヘリオス。今、なんだかツキノになってない?」

頭の上にいたミミルが、いつのまにか目の前にいた。


不思議そうに見つめるその瞳の中に、ヘリオスの顔が映っている。


「あはは。何をいまさら。僕は僕だよ。ヘリオスは月野で、月野はヘリオスさ」

なおも釈然としない顔で見つめるミミル。


相変わらず感のいい子だ。

俺の魂と直接つながっている分、俺の変化をしっかりと感じているのだろう。


「うーん……。うまく言えないんだけどさ、ツキノ。なんか嫌なこと考えてない? なんだか、使い魔契約が変な感じがするのよね。うまく言えないけど……、前と違う感じで……。とにかく! とにかく、変なんだわさ」

自分でも意識して言っているわけじゃないだろう。

いつの間にか、俺のことを月野と呼んでいる。


この世界と、向こうの世界を橋渡ししてくれたミミル。

この俺、月野と魂のつながりを持った子

そして、精霊女王の知識の結晶。


そんな子が心配そうに俺の顔を見ていた。


これ以上、心配をかけるわけにはいかない。

ヘリオスを含め、この子たちを守るのは、この俺の役割だ。


そう、人にはそれぞれ役割がある。


ヘリオスという存在は、ルナとシエルの夫としての役割を持っている。

生まれてくる子の父親という役割も持つだろう。


ヘリオスという存在は、精霊王としての役割を持っている。


この世界において、ヘリオスという存在が俺という存在をつないでくれている。

ならば、俺という月野の存在は何の役割を持っている?


そう考えた時、前は答えを出せないでいた。

しかし、今は違う。

俺は、ヘリオスを守るものだ。

ヘリオスを支えるものだ。


俺はずっとそうしてきたはずだ。


「気のせいだよ。それに、僕はヘリオスだよ。ほら、龍王をごらん。もうすぐ覚醒する。シグルズが出るか、皇帝がでるか……。すべてはそれで決まるよ。シグルズが出れば、何の問題もないんだけどね……」

その可能性は低いだろう。

あの皇帝がすんなりと開放するわけがない。

でも、シグルズの力に頼った時、その力を受けきれずにシグルズに飲み込まれれば、皇帝としての意志も消える。

異世界人だとは言え、意識は普通の人と変わりないはず。

どれだけ強い思いがあるか。

シグルズの意識を超える意志を示す事が出来るのであれば、それは本物の英雄の素養があるだろう。


ただ、シグルズにその気があればの話だが……。

たぶん、皇帝が出てくる。

シグルズはたぶんまだ情けをかける気だろう。


そしてその変化は起きていた。


人の形がはじけ飛び、あふれた力はやがて再集結していた。

その形作るものは、龍。

ドラゴンとは違う、龍王の姿。


その巨大な体はとぐろを巻き、その力は世界を覆い尽くしていた。


やがて、その姿は縮小したが、それでもあの移動要塞をはるかに超える大きさだった。

まだ、覚醒には至っていないのか、その顔は天を見上げている。


「ミミル。話は後だよ。たぶん戦いになるだろう。縮小したのがいい証だ。危ないから、温泉に避難していて」

ミミルはたぶん気が付いている。

でも、うまくそれを言葉にできないのだろう。


俺がそうなのだから……。


強いていうなれば、魂の線引き。

ヘリオスと月野。

まじりあっていたものから、月野の分を抽出した感じ。


完全には分離できない。

でも、月野の部分はそこにしかないようにはできる。

ヘリオスの一部の中に、月野だけを集めた部分を作る。

完全に分離できない以上、月野の中にはヘリオスが残る。


そうすることで、交じり合っていたものを、隣り合って存在するようにした。

それでも一つとして、ヘリオスであり月野である。

だから、この僕であり俺である存在に、ある程度明確な境界線を引くことにした。


例えるなら……。

左と右。

裏と表。

どこからどこまでかは、明確にしないとわからない。

それが境界。


その境界部分に、あのヘリオスを挟み込んだ。

俺でない部分のヘリオスを挟むことで、限りなく俺だけに近づける。


万が一の場合に備えて……。


ルナの幸せを守るため。

シエルの幸せを作るため。

そして、精霊たちの笑顔を絶やさないため。


ヘリオスという存在がのこる手段を残しておく。

それが、俺という月野の存在ができる唯一の役割。


だが、俺もあきらめない。

俺はヘリオスでもある。

あの子たちと過ごすために、この世界に戻ってきた。


だから最後の最後まであがいて見せる。

みっともなくても、可能性にすがりついてやる。

あの子たちのもとに帰るための手段を探し出して見せる。


役割じゃない。

それが俺の望みだから。


「さあ、龍王の子シグルズよ。久しぶりの対面といこうじゃないか」

俺のつぶやきは聞こえるはずがないが、俺の意図は伝わったのだろう。

いきなり強烈な挨拶がやってきた。



魂の咆哮と言ってもよかった。

強烈な力が、俺の障壁を打ち砕いていく。

魔力マナの障壁ではもたない。

相手はもともと魔力マナの塊のような存在だ。


ならば、この俺も、俺の力で対応する。

精霊力を高めて、解き放つ。

体からあふれる力で、奴の咆哮を弾き飛ばした。


「いきなりな挨拶だ。シグルズ。いや、ジークフリードだよな?」

俺の問いは思念で返ってきた。


「まあな。お前に敗れたままでは、夢見が悪いのでな」

巨大な顔を俺に向けて、自信たっぷりに反してきた。


「シグルズは無事なのか?」

おそらく精神だけがとらわれているに違いない。

元々、彼らの魂は融合していたはずだ。

片方が起きているとき、片方は力を使えない。

無理やりシグルズを起こして、その精神だけ封じたんだ。


「ああ、今も俺のそばにいる。俺たちは完全に一人だからな」

龍の表情は動かない。

しかし、一瞬、鼻で笑ったように感じられた。


でも、まあ、よく言うよ……。

さっきまであれほど自分にこだわっていた奴が、どの口でそう言うのか。


おそらく英雄と同じ状態なのだろう。

ただ、厄介なことが起きている。

魂の同一化と存在の同一化が始まっている。


シグルズの化身である幼竜の姿がすでにない。


目の前にいるのは、まぎれもなくシグルズ。

魂も、存在もシグルズだろう。

しかし、意識はジークフリード。


全ての上から、意識だけを乗っ取ったというのか、皇帝!

いや、ちがうか……。

シグルズがそれを許したのだろう……。


まったく、厄介なことをしてくれる。

これでは、シグルズの存在が置き換わってしまう。

そこまでシグルズが甘いとは思わなかった。


でも、シグルズ。

それは認めてはならない事だよ……。


「俺は……、僕は認めない。どうも時間がないみたいだから、ちょっと付き合ってもらうからね!」

焦りがつい口に出た。

このまま、この世界にいることはできない。


さっき要塞の空間とこの空間の固定も完全に済ませた。

温泉も、俺から切り離して要塞の空間につなげておいた。

ミミルも気づいていないから、誰も気が付いていないだろう。


あとはあの子たちが何とかしてくれるだろう。

意識をミミルに向けて、精霊たちにお願いした。


(ちょっと行ってくる。みんな、後のことは頼んだよ。)


全員何かを叫んでいたが、その関係も解除する。

ミミルとのつながりも切った俺には、彼女らの声は聞こえない。


最悪のケースになっているから、仕方がない。

止むを得ない事情だったと、後で説明してもらおう……。


この世界の理を排除しなければ、シグルズを元に戻せない。


元に戻せなければ、この世界の理がシグルズを認めない。

シグルズの存在がなくなれば、この世界は崩壊する。

かつての龍王の悲劇を繰り返すわけにはいかない。


「場所を変えよう」

「承知した」

奴にしても、この世界を壊すわけにもいかないのだろう。

俺の提案はすぐに了承されていた。


俺達の力がぶつかれば、それはこの世界にとって深刻な傷跡を残すことになる。

それとも、龍王の子シグルズ。

英雄マルスと同じように、ジークフリードの意識に干渉しているのだろうか?


シグルズの体に触れて、次元を移動する。

そこは何もない空間。

ただ、あるだけの空間。


精霊の力も、魔力マナもある。

お互いにとって都合のいい場所。


「精霊王、その力で人類をより高みに上らせようと何故思わない」

「皇帝よ。そもそも、その考えが不遜なのだと何故気づかない」


言葉の応酬。


ただそれだけで、それは実際に力となって、相手に襲い掛かっていた。

皇帝の言葉には、魔力マナが宿り、その想いの強さがそのまま俺の体にダメージを与えた。

そして、それは俺の言葉も同じだった。


時には拳で、時には咆哮で、お互いの想いをぶつけ合った。

俺は空間を飛び回り、高速で力を叩き込む。

皇帝は巨体をつかって、俺に力をぶつけてきた。


だが、互いの言葉は、特に大きな力の塊となって、相手に襲い掛かる。


「争いは常に、相手を否定する心から生じる。自分と違う。それが争いの根本だ。ならば、種族が違えば、争いは永遠になくならない。仮に、いっときの平和が訪れたとしても、それは長い歴史の上で、ほんの少しの時間でしかない。そんなものに何の価値があるというのだ。争いをやめるということは、次の争いの準備を始めるということだ。まやかしだ。ひと時の夢でしかない」

皇帝の咆哮が強さを増していた。

激しい痛みが彼の想いの強さを物語っている。


それが彼の根本的な考えなのだろう。


確か、自衛隊にいたらしい。

ならば、その矛盾を日々抱えながら過ごしていたに違いない。

彼のいた時代は、俺のいた時代とほぼ同じなのかもしれないな。


だから、わかる。

ならば、伝えることはできる。


咆哮の激流から逃れ、改めて問いかけた。


「皇帝よ、ならば問う。その時代にあって、たとえ仮初めの平和だとしても、その時代に生きたことは無意味だというのか? お前は、その時代に少しでも存在した自分を無意味だと言い切れるのか?」

俺の問いは力となって、皇帝に襲い掛かっていく。


なおも続けて問いかける。


「皇帝よ、さらに問う。ひと時の夢の中だとしても、笑顔で生きることに、何の意味もなかったと言い切れるのか?」

俺の問いは力となって、あらゆる方向からシグルズの体を押さえつける。

抗うような咆哮を発し、その力を打ち消す皇帝ジークフリード。


皇帝の言葉を待たず、俺の気持ちを伝えつづけた。


「俺はそうは思わない。戦争という時代が不幸にして起こる。それは争いの歴史から避けられないことかもしれない。否定することが争う心を生み出すのかもしれない。しかし、同時に人は争わない可能性も持っているはずだ。そして、不幸にして争う結果になったとしても、それを是正することを人は行ってきた。ただ、愚かな人類は、それを忘れてしまうのだ。それが歴史の繰り返しなんだ。しかし、人は言葉を、文字を、記録を残している。そうした繰り返しの中で、着実に人は成長している。だから、仮初めでも、まやかしでも、本物になるための努力を、人はしていると言える。俺はそんな人の可能性を信じたい。ひと時の夢だというのなら、それを現実にするまでだ」

俺の叫びは、巨大な意思を持って、さらに皇帝に襲い掛かっていた。


改めて、挑みかかるように、俺は俺の想いをぶつける。


「希望がある、可能性がある、ただ、それだけで、俺たちは明日を変えることができるはずだ! 今がそうだからと言って、明日もそうだと言い切れるものか!」


皇帝は必死に抵抗していた。

突如として爆発が起こった。


満身創痍のもと、皇帝は静かに話しかけていた。


「ふん、そんな悠長なことだ……。明日滅びる世界のものに、それでもお前はそう言い切れるのか?」

皇帝は思念で問いかけてきた。


思念での会話は、お互いを傷つけることは無い。

初めて、皇帝は対話を選んだといえる。


「明日、滅びるのであれば、明日までにできることをするまでだ。無様でも、滑稽でもあがいて見せる。そして、ともに明日を見る。それが信じるというものだ。そして、何より、そうならないために行動するだろう。お前は平和な時代を、次の争いの準備期間だと言った。確かにそういう見方もあるだろう。しかし、その時代を記憶するからこそ、争う心に抑止力が加わると思わないのか? ならば、争いの時代は、次の平和な時代の準備期間と言えるのではないのか。愚かな人間は、そうやって繰り返すことで真の平和に近づくのではないのか?」

頭で描いた言葉に思いを託す。


「ふっ詭弁だな。甘い、甘すぎる戯言だ。しかし、お前の言うことは理解もできた。これがお前の言う対話なのだな。争う心は生じるだろう。争う意思は、お互いに違うという意思の表現だ。ただ、それだけではないということだけは、理解した」

静かに、皇帝は目を閉じた。


「お前の言うことを認めよう」

静かに、そして厳かに、龍王の姿のまま、皇帝は自身の主張と異なる主張を、初めて受け入れていた。


「ただ、お前に負けるわけにはいかんのだ!」

再び目を開いた時、龍王の威厳をもって、宣言する皇帝。

その目は、自らの信念を曲げることのない目をしていた。


膨大な魔力マナが再び皇帝に集まっていく。

それは、元の世界から魔力マナを吸い上げているようでもあった。

どんどん、その体を膨らませていく。


「まさか、お前……」

何を考えている……。

まさか、共に滅ぶというのか?


魔力マナがなくとも、俺の導いた科学がやがて世界に浸透する。俺の意志は、間違いなくイングラム帝国に根付いている。そして魔力マナがなくなれば、潜在的な脅威はすべて取り除かれる。精霊王も道ずれにすれば、あとはすでに形を持たない力だけだ。やがて人が、その力ですべての脅威を克服するだろう。元いた世界のように!」


まさに、信念の塊。

時にそれは、狂気を生む。


今この瞬間、狂気の沙汰が舞い降りた。

しかし、彼はそれを実現する力と存在でもあった。


魔力マナの流れの源泉でもある龍王の消滅は、この世界で魔力マナをよりどころにする魔物の絶滅、消滅を意味する。


悪魔族にしても、この世界で力を振るえない。

それは天使族にしてもそうだった。

不死者アンデッドも生まれない。

古代語魔法は消失し、あらゆる魔道具は力を失う。

信仰系魔法も、精霊魔法も使えるものがいなくなる。


そして、この俺を道ずれにすれば、精霊王の存在を消せる。

そうなれば、精霊たちはその存在をこの世界に固定できなくなる。


ただ存在するだけになってしまう。

四人の精霊王は等価な存在だ。

一人の消滅は全員の消滅につながる。


極めて現実的で、有効な手段だった。

ひょっとすると、あの世界はそういう世界だったのかもしれない。

このままこの行為を許せば、いつかはあの世界のようになるのかもしれない。


イングラム帝国に科学技術をもたらし、魔法と違う文明を作ろうとした皇帝。

自分の価値観が絶対ではないと気付いたとしても、結果的に帝国の利益になるように行動したということか……。


ますます膨れて大きくなっていくシグルズ。

魔力マナの源泉を司る龍王自らがその力を吸い上げている。

それに介入はできなかった。


「ここにきて、何もできないなんて……」

思わずこぼれた言葉が、俺の決意を後押しした。

あらゆる可能性は想定し、それに対応する準備はしていた。

その中でも、最悪の形でしか対応できない。


「やっぱり、どう考えても、これしか方法はないな。ごめん……。みんな……。どうやらこの俺だけは帰れそうにない……」

気が付くと、頬に涙がこぼれていた。


シルフィードの柔らか笑顔。

ベリンダの清らか笑顔。

ミヤのはにかんだ笑顔。

ノルンの晴れやかな笑顔。

フレイの楽しそうな笑顔。

そして、ミミルの明るい笑顔が俺を包む。


ルナの優しい瞳。

シエルの澄んだ瞳。

ユノのまっすぐな瞳が俺を見てくれている。


アポロンの頼もしい姿。

ヒアキントスの正直な姿

ダプネの可愛らしい姿が俺を守る。


デルバー先生とヘルツマイヤー師匠とメルクーアの顔が見守ってくれている。

カルツとメレナが寄り添うように立っている。

カールスマイルのカール。


次々と頭をよぎる人達。

いつしか、ヴィーヌスとリライノートとヘリオスが俺を見ていた。

あの人たちは会えたのだろうか……。

心なしか、悲しげに俺を見つめている。


無様でも、可能性にしがみつくと決めていた。

でも、いくら考えても、このケースだけは可能性が見出せなかった。


精霊王と龍王の子が共に正常な状態で、世界に戻ることが必要なのだ。


でも、この状況はしがみつきようがないじゃないか……。


あきらめに似た感情が飛び込んできたとき、英雄マルスの剣がそれを切り払っていた。

どこか頼もしいその背中。


振り返り、無言で俺を見つめる顔に、英雄の最後の言葉を思い出す。


「男は引き際が肝心だ」

「お前たちが次の時代を作るんだ。それに、父親というものは、息子に願いを託すものだ」

「お前に託す、ヘリオス」


……そうだった。

俺達は託されたんだった。

ならば、それに応えなければならない。


そう思うと、俺の決意は固まっていた。

無様なのは、俺だけで十分。


「お前に託すよ。ヘリオス」

すべての事、これからの事。

お前ならきっと大丈夫だ。


あと、俺だけがただいまを言えないけど、やむを得なかったと謝っておいてほしい……。


なおも膨張し続けるシグルズ。


さて、後はタイミングの問題だろう。

相手は魔力マナの塊。

その力を利用して、一気に持っていく必要がある。


焦りながらも慎重に、俺はその時を計っていた。


次は1時です。

改稿前のものです。

ついに決着といいながら、本当は次回で決着でした。

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