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娯楽都市  作者: 菊日和静
第01話 娯楽屋とプラチナランカー<ジーニ>
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平凡な高校生?

 学園生活と聞けば大抵の人間はこう思い浮かべることだろう。

 『平凡な勉強の毎日』『青春を謳歌する部活』『恋せよ若者』——などが上げられる。

 けれど考えても見て欲しい。<普通>とは平均的で客観的なデータによって決まるものではない。<普通>とは、個々人のイメージと主観によりいつの間にか勝手に決定されるものだ。普通とは常識であり、常識とはイメージだ。そして、イメージとは――文化だ。

 例えるならば、日本語をとってみても、日本人がどれほどの人が正しい日本語を使っていることだろうか。

 『お疲れ様でした』『ご苦労様』——この二つの言葉の本質的な意味に違いなどない。ただ、その言葉を使う対象が違うだけで常識がないと言われてしまう。

 しかも、対象を誰が決めたのかもわからないのに『いつの間にか誰かが勝手に決めた常識』のせいで、使い方を間違えれば——それだけで理不尽な扱いを受ける。

 また、さらに面白いことに——あるいは悲しいことに、その言葉の誤謬を正したとしても『生意気である』『正論をかざすと嫌われるよ』『知識自慢』のような理不尽な扱いを受ける。まったく、どこにいったのだろう理不尽のない世の中は。


 話が逸れてしまったが、つまるところ、常識とはイメージに基づくものであり覆ることは数少ない――にも関わらず、この娯楽都市における<常識>というものは、そんな平凡な常識を鼻で笑っていることが多い。

 賽ノ目双六が通っている、この楽々高校はその例の一つとして、常軌を逸していると言っても差し支えはない学校として上げられる。

 第一に、彼が校門を潜ろうとしているが、門のところでは幾人かの生徒がカードキーを取り出し、校門に備え付けられたタッチ認証デバイスにカードを押し付けていた。ピッと機械音が鳴って、生徒はそのまま門を潜るっており、双六も同じようにカードを取り出して、センサー付きの校門を潜り抜けていた。


「うぃーっす。双六」

「おはよー。アツシ」


 互いに挨拶を交わす二人。双六は黒色の詰襟の学生服に身を包み、気だるそうに右手を上げてアツシと呼んだ少年に手を振る。ひよこのように金髪に染めているアツシは人懐っこそうに、双六に寄って来る。

 双六の髪も全体的に黒であるが、その毛先だけが白となっていた。普通の高校生が金髪や毛先だけが白色になっている姿をしていたら、それだけで校則違反だと言われかねないかもしれない。しかし、この二人の髪の色は——決して校則違反でもないし周囲の雰囲気から特別浮いて目立っているわけではない。むしろ、地味な方だと言えるぐらい彼らの周囲全体における生徒が浮いているからだ。見渡せば、ピンク、レインボー、迷彩、スキンヘッド、ドレッドなどの様々な髪型や色をした高校生が溢れかえっていた。


 それが楽々高校の日常で――常識だ。


 この中ならば、二人はむしろ大人しそうな部類に分類される。

 そして、二人は校内に入り電光掲示板があったので、それを今日の講義の教室と課目を確認する。楽々高校には厳密的なクラスは存在せず、自分勝手に単位を取る方式を採用していた。そのため、毎回の講義では違う教室の移動が普通であるため、毎朝こうして確認をしなければいけなかった。


「今日の授業は何時限目まであるんだ?」

「んー? 今日は昼で終わりかな」

「あ、それならポイントテストを受けにいかねーか? 今日こそはお前に勝ってやるよ!」

「えぇ~。またやるの。大体、ポイントテストで何の科目をやるのさ?」

「世界史だ。それも、四択式のやつな。暗記科目ならばいけるはずだ」

「なるほど。そのために、暗記科目選んで勉強したわけだ」

「その通りだ。学内ポイントが溜まれば、そろそろ学食の優待券もゲットできる!」

「はいはい。じゃあ、お昼食べたらテスト受けようか」


 二人の言うポイントテストとは、その名前の通りポイントを溜めるテストのことだ。楽々高校では――というよりも、この楽々高校を含む都市全体ではある<ポイント制>が実施されている。

 ポイントを溜めれば特典をもらえる制度と言えば聞こえはいいだろうが、その実態は余りにも違う。ポイントという名を借りた――身分制度だ。

 その身分制度が適用された最新都市――日本文化保全推奨都市、通称《娯楽都市》では、そのポイント制を適用された日本唯一の都市であった。


 そもそも、娯楽都市は最初は都市ですらなかった。日本文化の保全を目的とした公共施設を建設することから始まったのだが、そこが途方もない集客率を誇るようになったのがきっかけだ。人が集まるところに金が集まる。金が集まるところに建物ができる。様々な思惑と利権が重なり合った結果、都市という規模にまで成長してしまったのだ。

 それならば、今まで適用できなかった様々なことを実験的に試そうではないかと、ここ娯楽都市では最新の設備であったり、制度が試されることになった。

 

 ——その一つが身分制度の復活だ。

 

 かつて存在した、生まれながらの格差の低い者が圧迫されるのではなく、努力したものは優遇されるべきであるという思想の元、ポイントの多いものほど大きな利得を受けられるような制度となっている。もちろん反対意見もあったが、恐ろしいことに、娯楽都市では概ね賛成的な意見が多くを占めた。

 まっとうな人間ならば到底受け入れられない制度。しかし、娯楽都市ではそれが可能となる。いや、可能とならないことの方が少ないのかもしれない。

 娯楽都市という通称がつくように『面白ければ何をしてもよい』という考えが住民には根付いている。楽しく刺激的なものをここの住人は求めているのだ。

 そして、それがそのまま教育にも適用される。

 楽々高校の理念もまた、よくぞこれを掲げることが許されたものだと驚かれる。


 求めよ差別。訴えよ平等。

 努力する者こそが勝者であり、敗者とはつまらない人生を送った者だ。


 という言葉を堂々と校内の大理石に刻んでいる。

 そんなPTAが卒倒しそうな理念と姿勢を貫いているものの、楽々高校の受験者は年々増えるばかりであった。

 子供たちですらわかっているのだ。平等などない。差別こそが人の世だと。それを区別だ何だと言葉を変えたところで——本質は変わらない。全員が一等賞などありえないのだ。競い合い、高め合い、奪い合う。心では、それを肯定してくれる所を求めていたのだ。


 ——がんばった者は称えられるべきであり、それに応じた報償がされるべきだと。


 それを体現した教育を施行しているし、楽々高校を子供たちは求めているのだ。

 ゆえに、楽々高校のポイント制では、勉強をして高得点を取る者には学内の様々な優遇を受けられるので日々勉学に勤しむ生徒が多いのも事実だった。しかも、そのテストは筆記でなく生徒証で認証するゲームクイズ型のテストであり、熱中しすぎる輩もいるので、回数制限をつけるなど、日々実験的に成長をしている。

 そんなわけで、双六とアツシもタッチパネルを操りつつ、ポイントテストを受け、画面には終了の文字が浮かび上がった。双六が七十五点、アツシが七十二点。僅差で双六が勝ち、両者とも学校が設定した点数よりも上を取ったのでポイントが振り込まれた。


「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 三点差で負けた!!」

「あ、危なかった……。ふふーん。まぁ、これが僕の実力ってやつだよ」

「ほとんど運じゃねーか!」


 ギャーギャーとアツシが文句を並べる。二人の間で、点数が低いものは飯を奢るという暗黙の了解がなされているので、それもあるのだろう。


「あぁー。でも、七十点でも取れただけマシかぁー。つか、あれだけ勉強しても七十って明らかに難易度設定間違ってないか。このテスト」

「うーん。簡単に取れても学校側でも問題だろうしねぇ~。それでも、平均九十オーバーとか叩き出している化物がいるんだから、天井はまだまだ先だね」

「そうだなー」


 双六とアツシが見た先は、廊下に張り出されている電光掲示板。講義の掲示板ではなく、楽々高校の学内成績ランキングが乗っているものだ。

 しかも、張り出されているのは上位二十名と下位二十名。差別化を図るために、学校側では全体を見せず、上と下だけをわかるようにしている。上のものは現在の身分を失いたくないし、下位のものは恥となりたくない一心で上を目指す。中間層のものはその点数を確認することで、自分の位置を大体で把握するように危機感を煽っている。上位は基本九十点台が当然としても、下位にしても低くて四十点という、平均が明らかに高いのがわかる。それゆえ、ランクは日々変動することになり、気づいたら自分の名前が下位ランクに張り出されることも珍しくない。

双六は、その上位二十名のことを指して言っている。


「しっかし、このランキング制度もある意味嫌味だよな」

「そう? 僕としては、上とかがわかるし、ゲームみたいで楽しいけど」

「あぁ。いや、そういう意味なら俺も楽しいんだけどさ。トップランカーや下位ランカーも入れ替わり激しいけど、変わってないとこもあるだろ。ほれ」


 電光掲示板の一番上の名前を見る。


「あぁ。天野天音さんか。すごいよね。楽々高校入学して以来、全学年含めて一位を譲ったことがない才女でしょ」

「才女なのか化物なのか。総合で一位だけじゃなく他の科目も一位ってどんだけだよ。これって競争心煽るためにやってんのに、逆効果じゃねーかっつー話だよ」

「そういう人もいるってことでしょ。トップが牽引して、平均を引き上げる。天野さんを目指してがんばる人も多いらしいからね。現にファンクラブができているらしいし」

「かーっ! 嘆かわしい世の中だね! 同い年の奴にファンクラブだと! うらやましいぞ畜生! 俺もちやほやされてぇ――――――!!」

「言ってること滅茶苦茶だよアツシ……。だから、ファンクラブもできないんだよ」


 隣の友人が万歳して、本気で悔しそうにしているので苦笑するしかなかった。実際、トップクラスの入れ替えが激しいといっても、常連組みというのはやはり存在する。ポイントの身分制でわかりやすく上位陣が明示されているため、憧れの的になる人もいるのも事実だ。

 娯楽都市の性質上、まともな人間なんて本当に存在するのかと疑いたくなるレベルなので、そんなまともじゃない連中の中にいても人気を獲得できるというのは、本当にすごい人たちなのだと双六は思っている。――あくまでも、枕詞に表面上はという言葉がつくのを忘れてはいけない。


「あぁ、そういやポイント制で思い出した。お前さ、数年前に現れた《ジーニ》って奴のこと覚えてるか?」

「……あ~いたね。というか、都市伝説みたいなもんでしょ。娯楽都市ならではの娯楽伝説」

「いやな。それが都市伝説ではないっぽいんだよ」

「どういうこと?」


 アツシが言ったジーニという単語に、不思議そうに双六は首をかしげた。


「それがさ。ジーニが主催するポイントゲットする集まりが、非公開でやってるっていう噂があるんだよ。信憑性も何もないゴシップだろうけどさ。あの《ジーニ》が現れたとあっちゃ食いつく奴が結構いるんだよ。これが」

「そんな噂があったんだ。知らなかった――というかさ、そんなの信じる人いるの?」

「いるんじゃねーか? 小学生でありながら、ポイントランキングのプラチナランクにいったっていうアホだからな。ここ数年は噂は消えてたけど、いきなり広まったんだぜ。そのせいで、集まりを見つけようとやっきになってる奴がいるぐらいだからな」

「もうそれって、伝説っていうかツチノコ見つける的なノリだよね。楽しそうだけど、ポイントが欲しいなら、まっとうにやった方が楽しいと思うんだけどなぁ~」


 両手を後頭部に回し、双六は上を向く。このゲーム要素たっぷりのシステムを楽しんでいる双六にとっては、そうした楽してポイントを稼ぐ――いわば、チートをする連中の気持ちが本当にわからないといった感じであった。

 アツシがプラチナと言っているのはポイント制の<階層>のことを指す。

 娯楽都市では、基本的には様々なポイントによる特典が娯楽施設ごとに設定されていて、そのポイントを消費することで恩恵を受けることができる。

 けれど、そのポイントの消費額がある一定以上を超えることで——恩恵を受けられるランクが変動をする。

 そのランクとは下から<アイアン><シルバー><ゴールド><プラチナ>の順に身つけられるランクを指す。

 当然のことではあるが、ランクが高ければ高い程にピラミッド型の人口構成となっているので、プラチナランクになるには途方もないポイントを溜めなければならない。

 ちなみに、ランクが上がるにつれて金銭・物・権力といったものが自由に振るえる権利が与えられ獲得することができる。アイアンはただの都市民であるが、シルバーに上がるだけでもかなりの恩恵を受けることができる。例えば『都市で売られるものを優先的に買える権利』などが筆頭だろう。

 文化を楽しむ娯楽都市においては、ランクが上がるということは、それだけで垂涎な特典を使えることができるようにになるのだ。それが、プラチナとなればどのようなものになるのか——計り知れない。

 だからこそ、娯楽都市の人々はランクを上げることに躍起になり、ポイントの獲得に日々勤しんでいるのであった。


「でもよ。プラチナだぜ。プラチナ。あ~俺もプラチナになってちやほやされてぇ~!」

「プラチナになっても、そこに至ろうとする君に完敗だよ」

「ばっか。エロってのは人類共通の夢だぞ。進化の影にはエロが潜んでるんだぜ」

「アツシなら、地球誕生もエロで説明できそうだね」

「男の妄想がビッグバン!!」

「死ねばいいと思うよ」

「ひどいなお前!?」


 本気で傷ついた顔をするアツシを笑い、廊下を歩く。結構大きな声で話しているが、すれ違う連中も基本大きな声で会話しているので、大して気にせず二人は話し続ける。そもそも路上音楽でなく廊下音楽をする迷惑な輩もいるような学校なのだから、人の迷惑など省みない、本当に自由な高校である。


「いや、まぁな。だから、《ジーニ》主催のポイントサークルみたいなのがあるらしいからさ、お前も何か聞いたら俺に真っ先に教えてくれ。俺がプラチナになったら、お前も俺のプラチナハーレムに誘ってやるよ!」


 そこには、すごくいい笑顔で親指を立てるアツシがいた。


「任せておいて。絶対、アツシには情報が回らないよう全力を尽くすから!」


 そこには、すごくいい笑顔で親指を立てる双六がいた。


「何で妨害行動すんの!?」

「だって、ゲームでチートとか楽しくないんだもん。ほら、千里の道も一ポイントからという言葉だってあるんだから。……――それに、アツシだけがプラチナとか腹立つし」

「さらりと本音言ったな!」

「あはは。やだな~何のことだい? 常時親友のことを考える僕だよ。例え、アツシが谷底に落ちても、それを楽しみながら崖の上でお弁当を食べて待つぐらいの友情があるね!」

「もうそれ友情じゃねぇよ! ただのドSだ! くっそ~、絶対お前は俺のプラチナハーレム略してプチハの仲間に入れてやらないからな!」 

「ハーレムの規模が大きいのか小さいのかわからない名前だね。大体にして、女にモテたい一心で金髪に染めたのに、周りがさらに奇抜な髪をしていて『今時、金髪かよ』って指差された男の台詞とは思えないね」

「ここぞとばかりに俺の心を折るな! 金髪は一大決心だったんだ!! なのに、何なのこの娯楽都市は!? 毎日がコスプレパーティかよっ! 金髪は俺の地元じゃかっこいい不良の代名詞だったのに、ここじゃ逆に金髪が周りから地味って、おかしいだろがっ!」

「つくづく三枚目を地で行く男だな。君は。見ていて本当に飽きないよ」

「大体お前だって毛先が白って、あれですか。女にモテたいためにやってんだろ。さぁ、ネタがあがってんだ吐きやがれこの野郎!」

「あ、電話だ」

「まさかの無視!?」

「もう、アツシ騒がしいから黙っててよ。それに僕のは前に染めていたときの名残だよ」


 バイブ音がする携帯電話をポケットから取り出し、着信画面を見る。

 そこには、『狐島さん』と表示されていたのを見て、双六は声のトーンを少し低くした。


「はい。狐島さん。何でしょうか?」

「こいつ完全に俺のこと忘れてやがるな……」


 トホホと肩を落とすアツシは、双六から少し距離を取った。会話内容を聞かないようにする彼なりの配慮なのだが、心なしか彼の金髪からツヤが消えていた。


「――はい。わかりました。それじゃこれから向かいますね」

 話が終わったのか、双六はピッと携帯のボタンを押して電話を切る。


「アツシ悪いんだけど、今日これからバイト入っちゃった」

「あぁ、何だっけ。楽々大学の方の先輩の手伝いだっけ? お前も高校生の身分でバイトとは大変だな。ポイントの足しにならないのに、ようやるな」

「別に娯楽都市はポイントが全てじゃないでしょ。あくまでポイントは楽しむためのおまけみたいなもんだし。バイトはバイトで楽しいもんだよ」

「へーへー。女の子と出会いのあるバイトなら、いつでも歓迎だけどな」

「君はバイトを何だと思っているんだ」

「……出会い系?」

「全ての勤労学生に土下座で謝れ」

「恋の出会い系」

「上に恋をつけても意味は同じだ」

「君と出会い系!」

「アツシ……知ってるかい。人類の半分は女なんだよ」 

「おいこら待て。何だその優しい顔は。同情してるのかこの野郎。キモイというかへこむやめてくれ。そして、三十億人に会わないと運命の子に出会えないと暗に言っているのか」

「馬鹿なことを言うな。明に言ってるに決まっているだろ。アツシを好きになる物好きが人類にいるのか興味はあるし、運命の出会いに頼らなければならない男のハーレムがどんな形になるのかなんて、さらに面白そうじゃないか。応援してるよ!」

「くそ! 俺に彼女できたら絶対お前に自慢してやるからな! 五時間ぶっ続けで!」

「僕も彼女ができたらアツシに自慢してあげるよ。その時は君を寝かせないよ!」

「一番男に言われたくない台詞を言われたぁ――――!!」


 校門の前まで、ずっとそんな会話をしつつ二人は別々の方向に分かれた。双六の行く先にある看板に『楽々大学部室棟』というかすれた文字が書かれていた。

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