表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/36

8 ケイの場合<僕の答え>

帰りの電車の中で、ナカイに言われたことを2人は思い返していた。

リョウ

「ナカイさんに言われてさぁ、思ったんだけど、気にしないようにしよっかなぁ…。」

ケイ

「どーゆーこと?」

リョウ

「なんつーのかなぁ?人を集めることを意識しないってゆーか…、また練習んとき話すわ!」

ケイ

「えーっ!言ってよ!気になんじゃん!」

リョウ

「今、言うと中途半端に話し終わりそうだから、ほらっ!もう着くよ。」

ケイ

「わかったよ。じゃあまた練習のときに!」

リョウ

「おつかれ〜。」

2人は解散した。



(最初は楽しいからやってたんだよな〜)

ケイはナカイに言われたことを思い返していた。

(集めることに集中しちゃってそのこと忘れてたわ…)

ケイはギターを始めたときを思い出す。今と違って、まだFのコードもうまく鳴らないときは、練習さえ楽しく、1回目の路上ライブは人が来なかったのに笑えていた。

今は技術も最初に比べると全然違う、曲数も増えた。しかし、ライブに人が来ないという事で、焦っていた。

そしてその事が気持ちを変えた。

楽しいからやるのではなく、単に人を集める為という目的になってしまっていた。

人が来てくれる事は大事だ。来てくれることでモチベーションも上がる。そこに目的をおくのも大切だ。

そしてケイは思った。

(やるからには人を集めたい、自分の曲で人を集めたい)そう決心した。



<僕の答え>


作詞 ケイ


思っていたことが ホントは違うこと

信じなかったことが 実は正解だった

そんなもんでしょう?この世界は

なにもかもがアタリじゃない

ハズレでもない

ただ君の言葉は安心できるよ

だから僕は君を守ることになんの疑問も思わない

君を救うことになんの躊躇もいらないよ

あたって砕けたくない

できることなら楽したい

そんな僕でも出来るよね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ