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30/36

30 出番だ!<1曲目&2曲目>

拍手の音が聞こえる。

観客の声が聞こえる。

自分達が出しているギターの音が聞こえる。

段々と周りの音が聞こえてきた。

ケイ

「ヤッベー!!」

リョウ

「ケイちゃん、俺、手ぇ、震えてるっぽい…。」

ケイ

「やるしかないよ!」

リョウ

「いっちゃうよ!!」

覚悟を決めた二人。

リョウ

「どーも!!レッドパープルでぇす!よろしくお願いしまーす!!」

無難なすべりだし。

リョウ

「このイベントね、初めてみたいなぁ、そんな感じですけどぉ。自分達はね、路上ライブとかやってるんですよ。。。」

軽く宣伝。

観客シーン…。

ケイ

「なんでよろしくお願いしまーす!!」

…ワァー!!!と観客の声援。

まずまず?のつかみだったと思う。

ここはこの勢いに乗るしかないとリョウは思った。リョウ

「イェーイ!じゃあ聞いて下さい!オリジナルです!」



<ホントはね…。>


作詞 リョウ


どうしよう…

誰にも言えないんだけどこの気持ち。。。。。。


アイツはどう思ってるのかなぁ?

私は気持ち決めています!

私の考え違っていたら…

どう対処したらいいのかなぁ?

わかって下さい!

大目に見て下さい

もし止められたとしても

私の中で決まってたかもデス…

スイマセン!

最後に謝ります

これですむとは思わないけど

ごめんなさい

これで許してくれませんか?




1曲目を唄い終わった。

パチパチパチパチ…と拍手が起こる。

ノートをめくり、2曲目を唄い始めた。



<感謝罪>


作詞 ケイ


笑った顔が好きだから

君のことが好き

理由なんてそれでいいでしょ?

他にないの?ってさぁ…


適当にしたくないから答えない

適当にはできないから言わない

言わないよ


でも怒った顔も好きかも

君のことが好き

ケンカなんかしたくないけど

たまにはってそりゃ変か?


なんで今こうなっているのか

正直忘れました

でも離れる理由もないし

ぜんぜん嫌でもないし

いることが普通になってるんだよ

いないとき苦痛に感じるかも


虜でソーリー

あとサンキュー


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