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ワタシの味方
きっかけは目だった
花粉症のせいで痒くなった目を擦ると、笑い声と共に聞こえた。
「あいつ、泣いてんじゃねぇ?www」
その発言から、相手の意図、汲めるでしょ?
“悪口が実は聞こえてる?”とか、
“あいつ、いい気味”とか
“やっぱりきもい”とk
どうしてくれるの
漸く、ようやく笑い声が怖くなくなったのに、
やっと視線を気にしなくなったのに、
ついに、あのみんなが居る場に足が向くようになったのに。
本当に、私は人を見る目が無い。
好きだった人に嫌われるのは、これでもう4度目。
でも、私が嫌いになったのは初めて、じゃない?
ありがとう、きっとあなたのこと、忘れられないわ。
…なんて、この皮肉が抉るのは、自分自身なんだけど。
私の何がいけないの?
おかげで、私は告白なんて出来なくなったわよ、
元から勇気も足りないから、加速は進むばかり、
友達に相談だって、怖くてできない
今だって、手探りならぬ目探りで、恐々片思い中。
何、懲りない奴って思った?
あたり!
もう、このウラミゴトで終わり。
ワタシは私をもう一度味方に付けて、今度こそ私以外の味方を手に入れるの。
それは出来ればあの人が良いけれど、高望みはしないで、私。
友達から、確実に始めてみせる、今こそ!
肯定的な言葉が、ワタシを成長させられると信じて。




