涙はいつか、僕を捨てていくんだ
僕的に、
最高に美しいものは恋だと思う。
恋が最高に美しく、
恋が正義に成り代わり、
そして恋が世界を救うのだと信じている。
愛じゃなく恋ね。
そこ重要。
恋をすると女は美しくなると言うじゃないか。
それはきっと、恋が美しく尊い為、女の方が感化されるんだと僕は思ってる。
だから、恋心を持った全ての人間は美しく、持たない人間はまだ洗練されてない、って思う。
そこを踏まえて。
偉そうに言ってきたけど、実際僕が恋をしたことがあるかって言うと、
あるにはあるけど、一回きり。
その頃の僕は恋が美しいと知らない人で、しかも手には入らないものがこの世に無いと思っていたガキの頃。
努力しても、魅力を持っても、どう足掻いても貰えない恋があると知ると、途端に世界は反転した。
つまり、僕が圧倒的勝者から、陥落した、ということである。
僕の身の上話はこの位にして。
じゃあ逆に醜いものって何か、っていうと、
それはずばり嫉妬。
こればっかりは、どんなに美しい恋を持った人にも拭えないもので、
残念だけど、僕も強烈なそれを持っている。
ああ醜い、なんて醜い。
敗者の嫉妬は最も醜い。
これを無くするにはどうしたら良いかって、知ってる人居る?
真っ黒になったこの心を浄化する方法を知ってる人居る?
ねぇ。
僕は、恋は最も美しいと思う。
だけど、それと同時に、
誰かの心の中に、嫉妬を植え付ける火種となるんだ。
でも、それが正義だと思わないかい?
ああ、醜い僕。
その蔑みまでもが、僕の嫉妬を加速させる。
もう一度恋でもすれば、って本当に思う?
僕はそう思わない。
だって、そう思えるだけの容量が無いくらい、僕の心は侵されてる。
それに、相手も居ない。
これ、致命的じゃない?
あ、ついでに僕には友人も無いよ。
わぁ、取り留めも無い!
いつか、涙は僕を捨てていくんだ。
いや、捨てていった、のかもしれない。
尊さの産物にも見放された僕を救うものは、
何、




