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日光が穏やかに差し込む教会の中で。
我と命を交じらわせん者よ
この鼓動が聞こえぬとでも仰るのか
いつか、今かと待ちわびらる我を嘲嗤んとしているのか
さぁ、出でよ、我と命を交わす者よ!
我は100億光年までならば、待ってやろう!
我は今、真っ赤に燃えた炎の渦中に位置している…
我に何か罪が有りんか
この身を焦がす程の炎を受けるだけの罪が!
闇へと誘うことなどしない、我はただ、糸を手繰って探すのみ
嗚呼、何時になったら、我を引く光が現れん
我に悲しみなぞは存在しない
ただ、憐れみと喜びが我の心を蝕むのみ
答えを請おう、我の命に従う者よ
我が今欲するものと、汝が望むもの、何の差があるというのかと
我は汝を欲し、汝は伴侶を欲す
そこに差なぞ無い!
聞くがいい、天に見放された者達よ!
我は今、長年の望みを叶え、命を交わせし者と隣を歩むのだ!
我はっ…グス…この身とも、この世とも別れを告げる時が来た!
我は、今の我の位置を喜ばん、そして、汝等の望みが汝等に与え賜うことを望まん!
我の消えし時、我の望みが叶う時、永遠に続くことを信じて…
(…で、もう終わりか?)
(…うん、付き合ってくれてありがとう)
(良いんだよ。これからは、もう夫婦だろ?)
(…そうだね。私、もう厨二病は封印出来る気がするわ)
(命を交わせし者と、出会ったし、ね♪)




