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短編集  作者: 篶-suzu-
32/86

朝と昼と夜も



血が流れているのが、よく分かる



私、あなたのこと好き



そう考える度に、鳴らしては行けない心臓と、想ってはいけない感情とが入り混じり



あなたを忘れ去ることが出来ない私は、彼女に罪悪感を感じるのみである。








誰だよ、「人を好きになることが悪いことじゃない」なんて、迷信吐いたのは



「早い者勝ち」とか、「想いの強さ」とか、全然、関係なかったじゃないか



卑怯臭く抜け駆けした奴の勝ちじゃない



でも、それを早い者勝ちって言うのかな…



結局、私は、手を回りくどく出しただけ



直接、一本の手を出した、彼女の勝ち。私は負け








悔しい、悲しい、寂しい



忘れられない、あなたを好きって気持ち



誰か、助けて、救い出して



早く来てくれないと、頭がパンクして、

流れた血が私の命を一緒に連れ去ってしまうわ








鐘が鳴らない。

ドレスが無い。

魔法使いも、王子様も居ない。

特技も無い。

私にあるのは、傷を舐め合ってくれる人だけ。



押された烙印は、社会不適合者。



嫌になるね。







ごめんねって言いながら、きっと幸せで微笑んでいるんでしょう?



悔しくて泣いてる私を見て、余裕ぶっこいて大丈夫って聞くんでしょう?



必死で振り払って笑う私を見て、大丈夫だねって言ってそれとなく切り離すんでしょう!?



偽善者とは言わない。

でも、彼女は酷い。







今だって、友達と笑って、好きなことに励んで、嫌なことも頑張ろーって言えるんでしょう?





嫌なこと言ってあげるわ。

「私、彼女のせいで笑えないの」







ああ、私嫌な子。



人の幸せを恨んで、自分ばかり被害者ぶって



でもさ。これでももう我慢した方だと思うの。



一生は恨まないから、今くらい、私が今より幸せって思える頃までは、



彼女を羨ましいって思っても良いでしょ?






ごめんなさい。

大好きでごめんなさい。

あの時---彼女から報告を受けた時、




もう少し、怒れば良かったのに

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