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比喩的に。
例えばそれは、カタツムリに似ている。
ちょっぴり怒りんぼで、たまに角を生やし、
地道で人に笑われてしまうほどの小さな努力。
その例えを当てはめるとしたら、それは私の嫉妬。
例えばそれは、マリモに似ている。
私の愛と関係なく成長する。
育て方次第で、大きくなって愛を示してくれたり、粉々に砕けてしまったりする。
そう、それが恋の正体だと思う。
例えばそれは、噴水と似ている。
勢い良く飛ばし、力強く立つ。
全ての人に水をかけたいのに、結局人を選べず、届いて欲しい人が寄って来ないとかけられない。
それが私の愛。愛し方。
例えばそれは、汗に似ている。
「努力の結晶だー」と言う人も居れば、「私のコンプレックスの一つなの…」と言う人も居る。
しかし汗にも色々あり、ただ暑いだけでかく汗、運動したからこその汗、冬場でも恐怖や悪寒でかく汗、様々。
私の場合は、運動もせずただ受けるものについてかいた汗だろうか。
つまりそれは、私の涙であろう。
なんだ。
比喩にしてみれば、簡単なことじゃないか。
そう思えるまで、時間がかかったこれは、
失恋と言っても良いと思う。




