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短編集  作者: 篶-suzu-
25/86

運命の赤いいと



私には、幼い頃からの癖がある。



悲しい時、寂しい時、怖い時、いつも左手の小指を見る。






小さい頃、かの有名な恋愛小説を読んだことがきっかけ。



昔から単純な私は、それ以来、何かに頼りたい時に、「運命の赤い糸」を探してしまう。






この小指に繋がる糸は、どんな人と繋がっているのだろうか。



そんな妄想をしては、「赤い糸」は見えずにしょげるのが、最早日課に等しい。






話は変わるが、ジンクスには言葉、若しくは物体、行動が伴うのが当たり前である。




言葉は言霊に、物体や行動はそれと決めることでの方向性の統一化を図っているのだろう。




いずれにせよ、自分の叶えたいものをはっきりさせ、具現化することで叶えようとしているのだと思う。





ならば、尚のこと、




「見えない何か」に頼る、私含む人間の習性とは、何を意味しているのだろうか。





私はまだ、好きな人、運命の人に会ったことは無い。



もしかしたら後者なら居るのかもしれないが、思い当たりはしない。







ならば尚のこと、




私が信じているものは何?








私は彼女が羨ましい。




「あ、居た!…目が合った…!やった♪」




そんな風に、たった一人の、しかもなんら見込みの無い人の一挙一動に一喜一憂する彼女が。








ねぇ、神さま?



恋人が欲しいとか、私の運命の人が欲しいとか、私に好意を持ってくれる人が現れて欲しいとか、そんな贅沢なことは言わない。




だから、私に、彼女のように、一喜一憂出来るような感情を持ちたいから、どうしたら良いか教えて下さい。







やっぱり、彼女しか友達が居ないような私では、駄目ですか?

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