22/86
ゆめ。
夢の中に出てきたキミは、ボクに凄く優しかった。
「おはよう」
ボクが話しかける。
「おお、おはよ」
キミが答える。
ボクは、キミに一生懸命話しかけてて、
キミは、ボクの話を聞いてくれてる。
----幸せ。
キミが、ふと思いついたように、言う。
部活が終わった後、2人で会おう、と。
その打ち合わせは、お昼休みにこっそりケータイを使ってしよう、と。
ボクは嬉しくて、キミに抱きつこうとするけど、今思うと、あの感触は、キミでなく布団なんだね。
キミが、ボクの隣に腰掛ける。
心臓が、破裂するんじゃないかって、ちょっと心配した。
キミの友達が、からかう。
けどキミは、むしろ堂々として、かっこよかった。
なんて、夢を見たのは、きっと、
寝る前に、キミを想って悶えていたから。
ねぇ、ボク、キミを、四六時中、好きだって、想っているよ。
本当、破裂しそうなんだ。苦しいんだ。
現実のボクとキミは、話すことすら出来ないけど、
メールの返事も来ないけど、
ボクはキミを見てはため息を吐くけれど。
いつか、きっと、夢のような一時を過ごせますように。




