隣に居たのは昔のキミ
僕は、弱い人間だ
何かに依存しないと生きて行けない
僕は、最初母親に依存した
思春期が来るまで、
母親が神だと心の底で思っていた
僕は、次にテストに依存した
成績がトップじゃなくなるまで、勉強が全てだと思っていた
僕は、次に先生に依存した
いつでも優しく話を聞いてくれる先生が、僕は好きだった
僕は次には、酒に依存した
急性アルコール中毒になった時、酒はもう呑みたくなくなった
僕が最後に依存したのは、君
何をしても許して、
優しくしてくれた君を、
僕は勘違いしてたんだ
僕は、弱い
何かで必ず言い訳をしないと、責任が持てない
依存した相手が僕を嫌ったと、僕は自分に言い訳する
言い訳、言い訳、言い訳
嘘と似通って、僕は錯覚した
酒で死にそうになった時、僕を殺さないものに依存しようと思った
依存するのを止めることは、考えなかった
君が、いつまでも僕に優しいと、信じ切っていた
何か、に、信じたかった
僕は、弱い人間です
自分のことすら責任を持てず
全部、人のせいにして、ここに来たのに
あと一歩、本当に自分を消すことすら責任を持てない
この高さに、自然と涙が出て、
この風に、足ががたがた震えて、
もう一度、助けが居ないかと振り向いて
せーので、ジャンプだからね
うん分かった
良い?行くよ?
せーの、
僕は、弱い
また、言い訳をしてしまう
君が、あと少し、来るのが遅かったからだ、と




