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短編集  作者: 篶-suzu-
12/86

幸福風味の毒薬、如何?



白い、さらさらした粉を、2つあるカップの片方に入れた。





貴方が悪いのよ。



罵る口端は、上を向いていた。








「紅茶を淹れましたよ。どうぞ。」



「ありがとう、頂くよ。」




貴方は少し悩んで、私の差し出す2つのカップのうち、私の右手で持たれたカップを受け取った。



貴方が選んだのよ。



私の幸福の味、ご堪能あれ。







「ねえ、貴方。」



「何だい?」



「お隣に貰ったの、この紅茶。おいしいらしいから、せーので飲みません?」



「君にしては、子供っぽい提案だね。…良いよ。準備は良いかい?」



「ええ、貰った時から覚悟はありますわ。」




「「せーの。」」



ごくり。







咳き込んだのは私。



貴方は絶対、左を選ぶと思ったわ。



貴方は一言、ごめんと言った。



涙は、何故か私から出た。



涙に続いて、吐血。







私の幸福風味の毒薬、如何でした?

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