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あまり中ボスを舐めるなよ

中ボス、、、可愛い

「あーあ、、、もうまじで勇者の野郎ムカつくわー」

と大きな独り言を発しながら小石を蹴る中ボス 。なんだか可愛く思えてきました。

あの野郎絶対また俺の事バカにしてんじゃんもうほんとウザイ。あーなんかイライラしてきたわ。勇者次こそはぜってぇぶっ飛ばしてやる。

中ボスは作戦を考えることにしました。が、中ボス君はあまり頭が宜しくないので、魔王様に作戦を考えてもらうことにしました。

「魔王様ーまーた勇者にやられちまったんやけど。どうすりゃええと思う?」

するとビックリした魔王様はこう言いました。

「ん?なんでタメ語なん?え、ちょビビるわー、あとなんでライン無視するん?酷いやろ普通にまぁええねんけどさ。ってかまた負けてきたん?おもろー」

プリプリした中ボス君は言い返しました。

「おもろーやないですやん!!!あいつ強いねん!!!どうにかあいつ倒す策考えてくれよ!!!」

それから魔王と中ボス君は一夜をかけて作戦を考えることにしました。途中マ〇カーやス〇ブラを挟みましたがようやく策を考えることが出来たようです。

「絶対この作戦なら勇者やれる!ありがと魔王様!あんた天才や!!!」

照れる魔王

「そ、そんなこと、、、あるかもな?」

中ボスは魔王に別れを告げ、勇者がいるキャンプへと歩みを進めました。

中ボスは夜になるのを待ち、作戦を決行することにしました。

「はっはー、勇者のバカ、呑気に酒飲んでやがるぜ、この毒をあのつまみに入れれば、、、シッシッシッ」

と気持ちの悪い笑みを浮かべ、中ボスはコソコソと勇者のそばに向かいました。

そーっと毒を入れようとした瞬間、中ボスはハッと気づきました。

「あれ、これ毒で勇者弱らせた後に俺が勇者ボコボコにしたら俺英雄になれるんじゃね?」

と、中ボスは調子に乗り出しました。

中ボスは勇者のそばのおつまみに毒を入れ、そばの木の影で勇者が弱るタイミングを伺っていました。

と、すると勇者がいきなり倒れました。

今だ!!!と思い中ボスはバッと勇者の前に現れました!!!

「ガッハッハッ!!!あまり俺を舐めるなよ!!!」

そう言い勇者を殴ろうとした瞬間!

「ボゴっ」

と鈍い音があたり一辺に流れた。

「いっでぇぇぇぇぇ」

頬を殴られ泣きわめく中ボス

「え、なんなんお前?人が気持ちよく酒飲んでる時に?」

「な、なんで、お前、倒れたはずじゃ?」

「酔っ払ってただけだよ。なんなんまじでお前」

「、、、んーーーー覚えとけよーーー!お前らーーー!!!」

「なんなんだ?」

と戸惑う勇者一行。

「またあの雑魚かよーめんどくせぇな。ってかこのつまみなんか変な色してんじゃん、捨てよ。さっ、飲み直そうぜ」

と、勇者一行はまた酒を飲み始めた。

その点中ボスはと言うと、なき泣きながら家に帰っていた。

「なんだよ、勇者毒入りおつまみ食ってなかったんかよ、、、いや待てよ?でも勇者は毒入りおつまみ食べるやろから結局死ぬのか?よっし!魔王様に報告しよ!!!」

そう言い涙を袖で拭いて中ボスは魔王城へと向かった。

勇者クソ野郎やなまじで

イライラするわ


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