表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

中ボスは辛いよ

なんか知らんけど関西弁!!!




関西弁ってなんか可愛いよね

「ジリリリリリン」

大きな目覚ましの音が鳴った。大きく筋が出ている手で目覚ましを止め、俺は大きくため息を吐き、メガネを付けて立ち上がった。俺はこの魔物が支配している世界で、自分で言うのもなんだが中ボスとやらを任されていらしい。変に期待されても困るんよなマジで。魔王様が言うにはなんかこの魔物が支配してる世界を変えようとしてる勇者?達を倒せってことらしい。なんか知らんけど俺がこの世界を救っちゃう感じ?って事で安く引き受けちまったんやけど、昨日戦ってみたら勇者クソ強いんよね。まじ強い。なんか知らん剣とかで斬ってくるし、しかも俺の攻撃無効化したり回復したりするんやぞ。クソゲーじゃねぇかって事で退散したんやけどその去り際に勇者になんて言われたと思う?「ふんっ、雑魚が」やで?ほんまイラつくわ。

澄ました顔しやがってあいつほんま。なんか?横には美少女いたり?お金沢山持ってたりであいつら羨ましすぎるやろ。そんなやつらともう戦いたくないやん?普通。でも魔王とかいうクソジジイにもっかい戦ってこいって言われたんよ。マジで翼もいでやろうかと思ったわ。けどなんか勇者倒したら美少女とお金沢山貰えるって聞いてまた勇者と戦うの引き受けてんけど。今めっちゃめんどくさい。ほんま行きたくない。美少女もお金も要らんから俺はただ魔物アイドル拝んどくだけでいいんやけど。はぁぁ。でもまぁ後に引いたらかっこ悪いし、、、行くかぁぁぁ。

って事で勇者に会うためダンジョン的なやつ来てみたんやけど、、、

勇者昨日よりクソ強い装備付けてるんやが、、、ちょ、俺また雑魚めとかイキり払ったこと言われるんか?、、、嫌すぎる。嫌すぎるからもう降参して勇者と話すことにしたわ。ちょっとゆっくり近づいて話合ってみることにするわ。

ソロソロとゆっくり歩く中ボス。と、そこにバッと勇者が斬りかかってきた。

急いで声を出す中ボス

「ちょ!ちょっと待ってや!勇者さん!!!」

「なんだお前?今更命乞いか?お前らは俺らの仲間を何人と殺してきただろう?」

そう涼し気な顔で言う勇者

「は?何言ってんねんお前。お前らの方が人数的に殺してるやんけ!!!何が正義や!!!このアホーーーー!!!」

泣きながら逃げていく中ボス。

「なんなんだよあいつ。気持ちわりぃ。さ、早く行こうぜみんな」

あー、もうまた逃げてもうた。俺ずっと逃げてるばっかりやん。まじ自分が嫌いになってきたわ。あの勇者ほんま嫌い。自分も嫌い。

もうやだ何もかも忘れて寝る。もう勇者とも関わりたくない。魔王様からのラインも無視してやんねん。

そう思いながら中ボスは泣きながら眠りに落ちた。

さぁて次のお話では中ボス君どうやって勇者に勝とうとするのでしょうか!!!

乞うご期待!!!




(は?)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ