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真剣に読まないように。

亡骸。

作者: caem


 ーーそこにあったのは じぶんそのもの 


 ただ 等身大より遥か半分にも満たずに


 不思議な感覚


 ふわふわ浮いていて それでいて繋がっていて


 ひとり またひとりとやってきて


 時には踞り 時には笑っているようにも見えて


 どうしてそんなに悲しむの


 当たり前のことじゃあないか


 避けられなかったから


 これが運命ってヤツじゃあないの


 異世界デビューとか そんなのあり得ないし


 ただ現実として受け入れてみたら


 もっと ゆっくり楽しみたかった


 寂しいけど 逝くよ


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