1話「漆黒の戦士 誕生」
「ここはどこだ...?」
すると俺の、目の前に何か神が現れた
俺は即座に問いかけた
「お前は神か?」
「そうじゃよ!」
「なんで俺はこんなところにいるんだ? お前が何かしたというのか」
「おぬしは、記憶があの影響で飛んでしまってるようだな・・・」
「なんのはなしだ!? ・・・」
そうすると、俺の頭に記憶が流れ込んでくるのを感じた
そうだ 俺は確か
「おぬしはスラム街で17歳のままでおぬしは貧乏で・・・ おぬしは病気で死んだのじゃよ・・・」
「そうか・・・おれはついに・・・ 約束を・・・」
「それでな、かわいそうだとおもったじゃから、この、魔法の世界に元ある力を増幅させて転生させたのじゃよ!」
「なに? お前がやったのか? 本当に神?」
「ここはどうゆう世界なんだ?」
「ここから西に行けば町がある。」
「わかった。行ってみる。」
俺は走り出した。
シュイーンシュイーンシュイーンシュイーンシュイーン
「なに?!。足がこんなに速いだと?!」
称号 世界一走者<ジャマイカの申し子>を取得した
「そうか!。俺の先祖にはマサイの人間がいると一歳の頃に死んだ母が言っていた。だからこんなに足が速いんだ!。」
- 1時間後 -
「もう町に着いたんのか。思っていたより速かったみたいだ。」
「ここが町の門か...」
そうすると奥から少女が走ってきた。
バッターン!ドン!
「いたた...。あ!ごめんなさい!」
「大丈夫だよ。それよりもどうしたんだい?」
「すみません...。実は使い魔が私の帽子を咥えて逃げちゃったんです。」
「その使い魔はどんな見た目をしているんだい?」
「見た目は完全にロバなんですがよく独り言を喋っています。」
「それならこの町に来る途中で見たよ。でも、帽子なんてまた買えばいいし別にいいんじゃないか?」
「確かにそうですね。でも使い魔が居ないと困っちゃうので探さないと...」
「そうか、なら一緒に探してあげるよ!。」
「本当ですか?。ありがとうござまいす!」
俺はこの少女とロバを探しに行くことになった。
そして、ロバが居た当たりに向かって歩いている途中で少女が話しかけてきた。
「今更なんですが、自己紹介をしていませんでしたね。私はアン・ブーリン。アンって呼んでね!。」
「俺の名前はジェニファー・翔太・サンタマリア。ジェニって呼んでくれ。」
「わかりました。ジェニさんって呼ばせてもらいますね。」
「それにしてもジェニさんは少し変わった服装をしてますね。」
「ああ、これか。俺の地元ではこれが普通の服装なんだ。」
「ジェニさんはどこから来たんですか?」
「南東の小さな村から来たんだ。」
そんな話をしていると少し遠くにロバが見えた。
しかし、見えたのはロバだけではない。一体の大きな緑色の生き物が見えた。
「なんだ・・・? あの緑の怪物は・・・」
遠くから見ていたら、突然緑の生き物が大声で話しかけてきた、
「おい何見てるんやこそこそしないで、こっちにこいや。」
言われた通りに近づいてみるとそれは大きな緑色の怪物だった!。
「あ!それは私の帽子!」
大きな緑色の怪物がアンの帽子を被っていた。
「あーこの帽子かー。このロバが大事そうに咥えとったから取って見てみたら案外ええ帽子やったから被っとるんや」
「返してください!。私の帽子!」
「なんで返さんとアカンねん。これはもう俺の帽子や!」
「なら、力ずくで取り返すしかないな!」
「ジェニさん大丈夫ですか?。あんな大きな怪物に勝てるんですか。」
「きっと勝てるさ。神様から授かったこの力を試す良い相手になりそうだぜ!。」