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閑話 てむと一早
懈怠から「追放」されたてむと、てむの後を追って「追放」された一早
〜後日談〜
てむ「あのブス。僕にも、歌わせあがって……。この声を聞かれたら、天使共に刺されるって、分からないのか」
一早「たまに歌ってたりすんの」
てむ「お前こそ、ひっそり練習してるだろ」
一早「オレ? ああ、してるとも。好きな歌が上手く歌えると、気持ちが良いものでさ。こっそり増やしてたりすんの」
てむ「馬鹿馬鹿しい。歌なんか歌ったって、気晴れるか」
一早「ほんとにぃ〜? なーんか、嬉しそうだけど〜?」
てむ「(この気持ちを知られては、いけない……。ぜったい嗤われるし、人間に恋することは間違ってる……)」




