閑話 あやかは協力してくれない
台詞は思いつくんだけど、地の文イヤすぎ
〜ごもっとも〜
あやか「ああ、"あの子"か……。望月さんは、よく平気だね。私ああいうタイプ苦手だから、あの子が住んでるトイレ、あえて使わないの。知ってた?」
えみ「そうかな……、とは思ってたけど」
あやか「正直な話、元恋人なんだから自分で探せって感じ。私ら他人なんだから、ぶっちゃけ関係なくない?」
えみ「口ではああ言うけど……、意外と繊細だったりして……」
あやか「まあ望月さんがそう感じるなら、それで合ってるんじゃない? 今回だけは、私協力できないな」
えみ「(行ってしまった……)」
みき「なんか楽しそうに話してたね、なんだったの」
えみ「みき!?」
みき「学校のトイレって、陰気くさくて嫌ね。もっと洒落たの、ないのかしら」
えみ「……小町のことで、相談があって」
みき「ああ、あの幽霊ねー。自分は"人としての生涯"を終えて、恋人は彼女作りまくって、幽霊ちゃんを刺してきてるんでしょー? 私からしたら、何でしんだのって話だけど」
えみ「……ほんと、なんでだろう」
みき「幽霊ちゃんの場合、他殺の可能性があるけどさ。人の命なんて、ぶっちゃけどこかで途切れてるものよ。ひよっ子ちゃんは、"革命家の最期"を読んだことある? どれを読んでも、気の毒だと思えるわ」
えみ「…………その話は、信じたくないです」
みき「まー、私なら手伝ってやってもいいわ。何せ、エリスが風邪引いちゃってさー。しばらく屋敷に帰れないわけ。ついでに、泊めてもらってもいいかしら」
えみ「(叔母さんが、許すかどうか……)」
みき「大丈夫。家に居る時は、"壺の中で"暮らしてるから。ひよっ子ちゃんは、食事だけ持ってきてくれればいいから」
えみ「……分かりました」
みき「(て、いうのは嘘だけど。エリスにそう言えって言われて、ついた嘘だけど。ほんと、魔女使いが荒いんだから……)」




