閑話 ソフィーは、「生きてない」
〜ファミ産んだ後、海で溺◯した〜
カシル「なあ、ソフィー」
ソフィー「なあに? カシル君」
カシル「……俺、時々自分がおかしいんじゃないかって、気付くことがあるんだ。"さっきすれ違った人"だって、俺のことを異常者扱いしてた。お前はあいつ産んだ後、"海で死んだ"って、お前の弟にしつこく聞かされてもさ。俺は未だに、受け入れることができねんだよ……」
ソフィー「……別に良いんじゃない? カシル君、元々変わってるし」
カシル「そういう、意味、じゃなくて……。俺に罰があるならさ、お前の手でもっと苦しめたっていいんだって事を、俺の口から言いたいわけで……」
ソフィー「……君には、"十分すぎるくらい"、苦しみを与えてるけどね。今だって僕のことを考えて、自分の首を絞めつけてるじゃないか。過去にされたことは未だに覚えてるし、君の目の前に仮に現れたとしても、許すために現れたんじゃない。"罪を感じさせるため"に、現れただけ。だからそうやって君が苦しんでる姿を見ると、"未練を残したまま死ねてよかったな"って、思えるの。性格悪いでしょ笑」
カシル「…………」
ソフィー「……だから、僕と同じ道は辿らないでね。君に死なれたら僕の死が無駄になるし、"僕の子供"だって、君が死んだら悲しむと思うんだ。どっちが欠けても嫌だけど、一番嫌なのは"父親に先立たれること"だって、いつも思ってるから……」
生きてるのに"死んだ人扱い"される、ファウ




