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閑話 兄が一人しか居ないので
〜血は半分しか、繋がってない〜
音哉「(……洗濯、してくれたんだ)ありがとう」
航太「母さんが夜勤だから。ただそれだけ」
音哉「航太も来たら? あんな口叩かないで、もっと気楽に話そうよ」
航太「だって、お互いそういう雰囲気作ってんじゃん。姉ちゃんが病気なのに、エロいことばっかしてさ。ちゃんと、避妊してるの」
音哉「…………注意は、するよ」
航太「注意してて、今なんだ」
音哉「(……そりゃあ、俺も変だなって自覚はあるよ。姉に欲情して、ダメなことばっかして……)」
航太「(母さんに言っても理解してもらえないのは、分かってる……。ほんとは夜の街をブラブラしてるだけで、昼間に帰ってくることも)」




