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閑話 誕生日が近すぎる兄弟
〜※末っ子からしたら、やりすぎの域らしい〜
航太「え、何そのソフト」
音哉「みなとが誕生日に欲しいって、言ってて……。同じ商品でも、場所によって値段変わるんだよ」
航太「買ってあげるの?」
音哉「そりゃあ……、買うでしょ。航太もあげる際は、そうした方がいいよ。当日渡さないと、キレるから」
航太「(じゃあ、あげるのやめよ)」
〜兄弟なのに、皆誕生日近い〜
みなと「残念だな〜。航太が義理でも誕生日祝ってくれたら、私の使用済み下着あげるのに」
音哉「ちょっ……、今のはダメだよ!? 衛生的に良くない!」
航太「い……、いらない」
みなと「大人の玩具もオマケするよ」
航太「いらない!」
みなと「何も、逃げることないのに……」
音哉「……冗談だとしても、言うことじゃないよ」
みなと「航太は、子供だしねー。自分と同じ顔してるから、唆らなくて。航太は私のこと、どう思ってるんだろうね」
音哉「(……それを、俺に言わせるのか)」




