寝転んで執筆してるひと、いますか?
皆様は小説を書いたり読んだりするのに何を使ってらっしゃいますか?
パソコン? タブレット? スマートフォン?
私は初めの頃はPCやタブレットも使っていましたが、今では100%スマホです。
理由はPCやタブレットだと、寝転べないからです。
私は仕事中に執筆したり他の作者さんのものを読んだりすることが多いです。
私は大型トラックのドライバーをやっております。
運転席のシートをいっぱいまで倒して、ハンドルに両足を乗っけて、スマホを天井に向けてかざし、つまりは仰向けに寝転がるような姿勢で、だらしない格好で執筆をしています。
自分の部屋にいる時は、最初は座椅子に座った格好で書きはじめますが、だんだんと横へずり落ちて、そのうち横に置いてるクッションを枕代わりにして、横向きに寝転んで書くのが恒例です。今もそうやって書いております。
寝転んで執筆することのメリットは、なんといっても楽チンなことです。
デメリットは、だらけます。
ビシッと背筋が伸びたものは書けなくなります。
きちんとプロットを立てて筋道立ったものを書かれる方は、きっとピシッと背筋を伸ばしてテーブルに向かい、パソコンで執筆してらっしゃるんだろうなぁと想像しています。
でも意外と、文豪のような文章を書かれる方が、ごろーんと、だらーんと、布団の中で寝そべって書いてらっしゃったりして?
私もたまに──
ほんのたまに
背筋をピシッと伸ばして執筆していることもあります。理由はラーメン屋さんの順番待ちをしていて寝転べないとか、そんな感じではありますが。
そういう時には書くものもピシッと姿勢がよくなるように思います。
やはり……健全な精神は健全な姿勢に宿る?
とりあえず……
執筆時の姿勢と産まれる文章には関連があるのだろうか?
そんな疑問をふと抱きましたので、こんなエッセイを書いてみました。
あなたの姿勢はどんな姿勢?
私はねころび。