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異世界漂流記  作者: 明鏡 桜花
5/17

(5)[???編]現代から???へ!

七月六日。

今日は夏休み。

故に前にも言ったとおり、海に来ている。

ここまではまぁいい。

案の定というか何というか、やっぱりものすごい嫉妬の視線を感じる。(殺気もたまに)

「なぁ、いくら何でもこんなところにパラソルをたてたのは間違いだと思うんだ」

「しょうがないじゃありませんの。適当な場所が空いてなかったんですもの」

「それはそうなんだが・・・」

ちなみに今居る場所はちょうど真ん中あたり。

もっとも視線が多く集まりやすい。


え?そんなことより、夏休みはいるまでの経過をかけ?まぁ、そのうち番外編でね。


「・・・ものぐさ作者め」

「? 何か言いまして?」

「いや、べつに・・・」

さてそんなことより、今日は絶好の天気だ。泳がなくては損と言うものだ。

「おっしゃ!準備完了だ」

そんな風に考えていると隣では祐二がビーチバレーボールを掲げてニヤリと笑っていた。

・・・どうでも良いけど、これだけとるとただの変態だな。

「・・・では、行くか」

「そだね」

「行くって何処へ?」

一人行く場所を聞いていない俺は三人にそう訪ねる。

「ん?あ、言ってなかったっけ?実はね正面から向かって左手にコートがあるんだ」

「そこへ行くんだよ」

ほう?そういや中学以来やってなかったっけ・・・。

「・・・お前も行くか?」

「う~ん・・・、そうだな行くよ」

俺は少し悩んだが、この視線から逃れられるのなら何でも良いと思い、賛同したんだが・・・。

「では、私たちも後で行きますわ」

リズが唐突にそんなことを言い出す。

『・・・なぜ?』

俺たちは見事なハモリで聞き返す。

それはそうだ。わざわざこの視線から逃れるために女子連中から離れるのに、ついてこられたら全く意味がない。

「い、いや、それは・・・」

「なにもやましいことがなければ、問題ないだろ?」

間宮がそんなことを言ってくる。

確かにこいつは純粋にバレーがやりたいだけだろうが、それでは困る。

とにかく、俺たちはこの視線から逃れたいのだ。

『こう言うときは・・・』

ダッ!

ほら、よく言うでしょ。


三十六計逃げるに如かず。


「ちょ!何で逃げるのさ!」

「・・・やましいことがあるとみた」

『なんですってぇ!?』

か、会長ォォぉぉおおう!!!あんた、何言ってやがる!しかも、ニヤリと笑いながらって!絶対に分かってやってるじゃんか!!


和解がすんだ後、バレーを始めるにはそこからさらに二時間要した。


***************


さて、そんなことがあった昼間とはうって変わってここは宿屋。

昼間照りつけてきていた太陽など無かったかのような涼しさ。花火はまた明日にでもやろうということになり、今日はもう寝ることになった。

だが、その明日はもうこないことにこのときの俺たちは知る由もなかった。


***************


ズドンッ!!

「グェ・・・」

くそう、祐二のやろう!寝相悪すぎんだろ!一晩だけで二十五回って・・・しかも毎回毎回結構ピンポイントなところをねらって来やがるから、蛙のつぶれたような声がでちまったじゃないか。

ズゴッ!

「ぐっは!」

どうやら今度は、ニノが食らったらしい。

「・・・祐二、おまえは起きていようが寝ていようが迷惑な奴だな」

何気にヒドいことを言いなさる。

ボスッ!

「うぎゃぁあっ!?」

・・・順番から言って、何の順番かは知らないけど・・・ニノと来たら残るのはハルなんだけど・・・。それにしてはらしくない悲鳴(?)だった。

ニノの方にを合わせるとニノも変な顔をして、目を凝らしている。どうやらニノの位置からでもハルの様子はうまく見えないらしい。

そんなことをしていると、突然明かりがついた。

ニノがつけにいったんだろうか?

一番納得がいく考えに落ち着かせておき、改めてハルの方を見ると・・・悲惨な状況だった。

そこにいたのは、自らの急所を押さえてうずくまるハル、そのハルにやられたのだろう祐二がゴミくず同然に転がり、さらにそれを突っついている羽の生えた人。

・・・ん?

・・・・・んん?

・・・・・・・羽?



「「って!いやいやいや!?」」

俺とニノが愕然とする。

「おまえ誰だよ!っていうか、よく見たらここ何処よ?!」

「あ、あぁ!そうだ!ここはどこだ!?」

俺たちは部屋で寝ていたはずだ。

それがどうしてこんな草原ど真ん中に?

「ついでに言うと何で僕らは着替えてるのか教えてほしいな?」

なんとか復活したハルは努めて平静にそう言い放った。冷汗ダラダラだったが・・・。

あまりの事態に気付いていなかったが、確かになぜかいつもの制服に切り替わっている。

制服?

バカなこれは家においてきたはず・・・。なんで旅行先に?

「・・・その・・・質問は、皆さんあつまってからでお願いします」

・・・何という折り目正しい女性なんだろうか。

「うちのメンバーとは大違いだぜ」

隣でほか二人も同じことを思ったんだろう、うんうんと頷いている。



「・・・ほう?誰が誰とは大違いなんだね、甲君?」



その時確実に空気が凍った。

それは、さながら凍結地獄(コキュートス)

触れたものどころか知覚したものすべてを凍らせてしまいそうな感じの世界。

俺たちはガタガタ震えながら後ろを振り向く。

すると、そこにはものすごく良い笑顔をした我らが女子メンバー(間宮、神宮寺は混ざっておらず、近くで呆れている)がいた。

『・・・あはは』

『ひぃっ!?』

口は災いの元。

・・・これで何度目だろう。


*************


「それで、ここは何処なんです?」

それは俺が知りたいよ、神宮寺さん。

「確か今日来たところの近くにこんなところはないはずだけど・・・」

当たり前だ、こんな春の陽気漂うところなはずないだろう、高瀬。

「広いから何でもできそうだな」

おまえはそれしかないのか、間宮。

「・・・私たちが制服を着ているのも気になりますが、幻想的な光景ですわね」

・・・いや、この状況にもっと疑問持とうよ、リズ。

「・・・風景もそうだが、そこにいる人と言いいくら何でも非現実的やしないか?夢にしては、おかしすぎるしな」

うん、冷静に言われても怖いよ、会長。もうちょっと慌てるよ普通・・・。

『・・・はぁ』

とにかく、この人たちは肝っ玉が座りすぎだ。

「あの、よろしいですか?」

そこで突然今まで黙っていた羽の生えた人がそう話しかけてきた。しかも、かなり平坦な口調で。

「うん、説明は貰いたいけど。まず、君は誰?」

代表でこう質問すると、

「ルマリアと申します。取り合えず、主の元にご案内します」

『はぁ・・・?』

珍しく俺たち九人の息がぴったりだった数少ない瞬間である。

甲「予定通りの更新だな?」

多分・・・

最近、何か曜日の感覚狂ってさ

甲「まぁ、いいけどな」

・・・今日は用事があるからここまでな

甲「は?」

また付け足すって!

んじゃ





小説よ、俺は帰ってきた!

甲「・・・何を言ってるんだ?」

・・・聞き流せ

さて、そんなことより今日は誰だ?

神宮寺?

甲「そうだぜ」

結衣「あの、どうも」

・・・キャラがそろそろかぶってきたね

甲「・・・」

だってさ、ルマリアなんかとさ・・・文面だけだともろ被り

結衣「うぅ・・・、わかってます・・・。本当は私がメインヒロインだったのにサブに変わったときに気付いてます。私はいらない子なんだって・・・」

え゛?(汗)

結衣「で、でも、こんなにストレートに言われたら・・・・う、うぅ!!」

・・・・・・ええぇと、これ何かいろいろまずくね?

甲「俺に聞くな」

・・・お前の主人公補正で何とかしろよ

甲「この後書きはリアルっぽい感じなら書き手がいないから無理だ」

・・・・・・でも、止めないと・・・なんか・・・いやな予感がs

甲「ふん、何をバカ言っていr・・・・」

エ?ル「神の○き!!」

作者・甲『えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????』

ワン○ースですか!

ひと○なぎの大○宝ですか!?

え?発言が危険?

甲「・・・・・・」

結衣「うう・・・」

うん、なんかもぉぐだぐだやな・・・

主人公が死んだので復活にしばらく時間をください

では、ばいばい~ノ

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