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異世界漂流記  作者: 明鏡 桜花
16/17

16話:未定

題名きめられなかった・・・

甲「ひさしぶりに出てきたと思ったら、・・・ふざけてるだろw」

だって、・・・

甲「二次創作はやってるのにな?」

織田○奈の野○とかの話しか?

甲「そうだよ」

戦闘描写は考えるのは得意だが、日常描写ってむずかしいよね

甲「戦闘にしても、文章にするの下手じゃねーか」

・・・

それは言わないお約束

「”紅蓮天翔”!!」

甲が技の名前を吼えながら突貫すると同時に魔王の周囲の空気が蒸発しながら熱波となって魔王を襲う。

「なに!?」

さすがに空気を燃やされては、まずいのか怯む。

しかし、それも一瞬のこと。

「おかしな技を使うようだな。部下たちが撤退する理由もわかる」

おかしな技といわれる。当たり前だ、今即興で考えた名前なんだから。多分なんかのゲーム化小説、漫画の類の技がごちゃ混ぜになった感じだな。

しかし、自分の周りの酸素が奪われてるのに妙に落ち着いている。いや、この世界に俺たちと同じく、人は酸素を吸って生きているなんて言う常識があるとは思えないが、一応鼻が付いているということは何かを吸って生きているんだろう。ならばそれが燃え尽きてしまえば、奴の命は風前の灯だ。

だから、何も恐れる必要はない。

だというのに、どうして体が震えてやまないんだろうか。

弱点を突いているはずなのに、人の形をしている何かに脅えている。

「人の理が、魔の王である俺に通じるとでも思っていたのか?勘違いも甚だしいな」

確かにそれはそうだ。

だが、姿かたちはどう見ても人間だ。

この世界の住人だ。

ならば多少は、効果があるのではないかと思ってしまったのだ。

つまり、こちらは無闇に手札を一つさらしたことになる。

全く、勘弁してほしい。

何とかしなくてはならない、この場を乗り切るために使ったのに今や逆にピンチだ。

手札の数が減ったうえに、周りを焼いてしまっているので逃げるに逃げれない。

「何をぼんやりしているんですか」

「王女の言うとおりだな、何も貴様一人ではなかろう」

「二人の言う通りですね~。主は一人で抱えすぎです~。もうちょっと、肩の力を抜いても誰も怒りませんよ~」

メルとエルベさんが魔王と俺の間に立ちふさがり、王女が俺の体に手を添えて回復してくれる。RPGじゃないからHPを回復してくれるわけではないが、けがを治療してくれるのはありがたい。

「ふん、下らん。この程度なら、相手にする価値もない。これ以上時間をかけても無駄か・・・」

そういうと魔王は踵を返し、この場を立ち去ろうとする。

「ま、待って!」

その魔王にウェルデダンテが声をかける。しかし、

「おまえはすでに私の配下ではない。どこへなりと消えるがいい」

「・・・っ・・・!」

そちらに見向きもせず、そう返すと自分の目の前の空間を歪め消えていった。




******************************************




「・・・なんだったんだ、畜生め」

「さぁ?ただ、見逃してもらったというよりも興味がなくなったみたいなことを言ってましたよね」

「そだね~」

魔王が去ったあとをしばらく茫然と眺めていた俺たちは、そんなことしか言えなかった。夜の間に出てきたはずなのに、空は白んできていた。にしても、今回の戦いで俺に関するなぞが増えたな。内側に居る存在、ロキ。こいつはたしか、悪神だ。北欧神話で『神々の黄昏(ナグナレク)』を引き起こしたとか言われていた気がするが・・・。正直言えばぞっとしない話だ。俺の中にそんなものが入っているなんてな・・・。

そして、何よりもウェルデダンテの今の姿。打ちひしがれているようだが、戦闘中に魔王が言っていた『亡国の王女』とやらが何か関係しているのだろうか?

そんな風に考えていた俺に突然、ウェルデダンテが話しかけてきた。


「・・・聞かないの?亡国の王女について・・・」


「・・・。・・・今のお前の顔を見て、何か聞けるとしたら大丈夫かどうかだな。かなりひどい顔してるぜ」

「言い方はあれだが、今回は貴様に同意してやろう」

エルベさんなんかキャラ変わった?俺にいやに厳しいんですけど?

「気のせいだ」

『細かいことを気にするでないわ、阿呆が』

「細かいか・・・?まぁ、いいや。それで話してくれるのか?」

「別にかまわないわ。私にはあなたについていくしか道はないもの」

・・・うん?どうして、俺についてくること確定なの?いやだよ、これ以上厄介な人増えるの・・・。・・・何言っても付いてくるからだろうから、何も言わないけどさ。

「そこまで難しい話じゃないわよ。私は魔王に自分の祖国をつぶされ、先祖伝来の地を取り返すためにあいつのもとで戦っていた。そして私は、その国の王族の生き残りってわけ」

眉根にしわを寄せて考え込んでいた俺の姿を何か勘違いしたらしく、苦笑いしながら簡潔に話してくれた。その笑顔ははかなくて、今にも消えそうだった。

「・・・そうか、そりゃなんというかご愁傷様だな」

「ほんと、そうよね。中途半端に復讐なんか企んで、結局看破されて玉砕覚悟で突っ込んだのに負けて、従わされて・・・。結局、何もできやしなかった」

「さて?何もできなかったわけではないだろ、お前は負けたけど生きている。それはつまり、奴の賭けなんじゃないか?自分の手元に置いておき成長し、寝首をかきに来るのか待っているんだろうよ。スリルでも楽しんでるんだろ」

「なに、それ、馬鹿じゃないの?」

「うるさいなぁ。別に面倒になったらとりあえず、他人に押し付ければいいんだよ」

「最低野郎だの」

「・・・」

若干、ショックを受けつつもなんとかポーカーフェイスを貫く。

べ、別に傷ついてないもん・・・。

「それよりも、あなたのその能力なんなのよ?」

「ま、とりあえず野宿の準備でもしよーぜ。しながら話すよ・・・。俺の本当の親とお役目について」

甲「おい」

ナニ?

甲「お粗末にもほどがあるぞ」

わかってるよ

甲「書き直した方がいいんじゃない?」

今は無理。

甲「プロット紛失事件?」

うん、だから新しい伏線

甲「お役目?」

ネタバレしちゃうと・・・嘘をいくつかつきます

甲「俺が?」

うん

甲「ほう、珍しくさえてるじゃない」

だろう?

とにかく、いろいろお粗末極まりないですが次からはきちんと書きます

甲「あぁ、それと地震あっただろ?」

あったね、私の地域は無事だったが・・・

甲「震災にあわれた方には、謹んでお見舞い申し上げます」

一日も早い、復興ができるよう祈っております

被災した地方の方には頑張って復興してほしいです

甲「そうだな」

ではこの辺で

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