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どういう事?

優しい光が窓から漏れて朝だとわかる。

しかし、ふと何か違和感があった。



………え、なに?


待って。


目を開くと目の前にルーカスさんが居た。

それだけなら良いが

口と口がくっついている…よね?


や、柔らか…え?


な、な、なんでキス?



眠気も一気に吹き飛ぶ。




驚きの余り手を震わせ

尻尾を掴んで投げてしまった。


げ、厳密に言うと力が入り過ぎて

飛んでいってしまったんだけど…


ルーカスさんはベッドの布団にバウンドして

勢い余って床に落ちた。



「ぐべッ」



だらだらと冷や汗が垂れて来た。



冷静に考えて

昨日、一緒に寝てしまっての事故。

ルーカスさんの口?顔?長いし。


キスって事に動揺してしまって…

これだから経験の無い人(私)はーーー‼︎



はっーーー



お、思わず投げちゃったけど⁉︎



わたわたと慌てていたら

横から声がした。



「あーー痛てぇ…」



い、痛いよね…



………。




謝らなきゃ‼︎


「ご、ごめんなさい‼︎ルーカスさん‼︎」


勢いよく声がする方へ顔を向けた。





ーーーーーーあ、れ?





「だれ?」




ルーカスが落ちた場所に

白い髪が肩よりも少し長く少し癖っ毛で

紫色の瞳をした色っぽい男の人が座って居る。



しかも裸で。



ーーどういう事?



「え?不法侵入?え?変態?ちょっとわけわかんない、なになになになに?ルーカスさんは?ちょ、潰れた?え?」



「……っ……あーっと、俺がルーカスだな」


口を歪ませちょっと肩を震わせた後

手を広げたり腕を見たりしながら

目の前の男が答える。



「は?」



「俺がミアの言っているルーカスだ」



「は?」



「…さっきまでトカゲだった。」



「はい?」



ど、ど、どーいうことぉおお⁉︎



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