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ルーカス(街で②)

その日の夜

つい、物思いに耽ってしまった。


街での噂が頭から離れない。



ミアにはとても良くしてもらっている。


トカゲの俺に優しく、食事やベッド

足りない物は用意をしてくれた。


きっと、俺だったら助けない。

訳がわからないトカゲなんて。


追い出されない事が不思議だ。



俺にとってミアと過ごす時間は

居心地が良かった。


もちろん最初は距離があった。

けれど、人間の様に歩く事や食事の内容

スプーン等を使える事

入浴も驚かれはしたが受け入れてくれた。


今では何が美味しいとか

魚がいっぱい釣れた事を喜んだり

一緒に掃除をしたり

他わいの無い事が楽しい。



なにより、笑顔が可愛い。





「…だけど」




お人好しの優しいミアに

いつか…突き放されないか…



その笑顔が見られなくなるんじゃないか…



「…怖い…な」




ミアの寝顔を見ながら呟いた。


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