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〜ドギマギ〜

「消しゴム、落としたよ。」


突然、後ろから声をかけられて、私が振り向くと、顔を赤らめた彼がいた。


「ホント!?ありがと。」


「え、う、うん。」


私が彼から消しゴムを受け取ろうとすると、彼が私の手に消しゴムをのせる前に彼の手の中の消しゴムを落とした。


彼は背が高いわけでもなく、かっこいいわけでもなくて、別にこれといって特技はないけど、優しい。あと...ちょいちょいどんくさい。


今も落とした消しゴムを慌てて拾ってるけど急ぎすぎて足元にあるのに気付かずにずっと探してる。


ちょっと、...かわいい。


「ねえ、今日さ、一緒に帰らない?」


「ええ!?ほ、ほんと!?う、う、うん!!」


「じゃあ早く消しゴム拾お?」


「あ、そそ、そうだよね!!は、早く拾って!あ、あれ?どこ?」


「足元だよにあるよ?あ、それと、その消しゴム、私のじゃないよ?」


「そ、そそ、そうなの!?」


彼がまた赤くなってうずくまってる。


かわいい...。

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