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〜爆弾刑事〜

それは爆弾を巻いて立てこもっていた時のことだ。部屋の扉から大勢の警察官と共に入ってきた刑事を見て俺は思った。


「好きだ。」と。


だが俺は爆弾を持った犯罪者だ。この恋は叶うはずがない。だが諦めることはできなかった。

だって、惚れてしまったのだから。

俺は刑事以外には退室してもらって話し始めた。


「俺はあなたのことが好きだ。一目惚れだった。付き合ってくれ。」


「いや、俺は男なんだが・・・。」


「だからなんなんだ!俺だって男を好きになるなんて思ってなかったよ!でも好きになってしまったんだ!仕方ないだろう!」


「・・・わかった。なら話し合おう。だからまずは爆弾を置いて、こっちへ来てくれ。」


俺は彼に言われるままついていった。そして彼と対面して座りながら個室で何日も話し合ったんだ・・・。

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