表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

〜舌打ち〜

ああいやだ。やめろやめろ。


僕は眼の前でイチャイチャしているカップルを見てそう心の中でつぶやいた。


正直、別にイチャイチャするなというわけじゃない。羨ましくもある。憧れる。


でも、さすがに、目の前でされるのはイラついてくる。


....あと、ここ、駅のホームなんですけど...。公共機関なんですけど。君らの家じゃないんですけど。


「ゆ〜く〜ん、わたし〜、疲れてきちゃった〜」


「ほんと?じゃあ、ウチ来る?」


「いいのぉ?じゃあぁ〜いく〜♡」


「み〜たんの好きなものいっぱい買って帰ろっかぁ?」


「ほんとぉ〜?ありがとぉ〜、みらい〜、ゆ〜くんのことだいすき〜♡」


「え〜?知ってる♡」



「「チッ」」


舌打ちが重なった。横を見てみると、疲れた様子のスーツを着た女性が立っていた。


目が合い、少々気まずくなった後、愛想笑いをして、ゆっくり前を向きなおした。


しばらくして、(知能指数の低そうな)カップルがゆ〜くんとやらの家に行くのか駅を出て行った後にまた横を見ると、また、スーツの女性と目があった。


「ありえないですよね〜ww」


「ですねー、周りの迷惑考えろ、って思いますww」


「わたし、いつもなら心を無にしてやり過ごすんですけど、残業帰りで思わずww」


「いつから見られてました?」


「明らかに疲れてないだろうにつかれたとか言ってるとこからですね。」


「あのカップル、十分前の電車に乗り遅れて、それからずっとあそこで頭空っぽの会話してましたよww」


「そんなに長い間見せられてたんですか?ww」



女性との会話(愚痴)は弾みに弾み、お互いに連絡先を交換しました。


それが今の彼女との出会いです。


いや〜、あんな猿以下の知能のゴミどもでも役に立つんですねww

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ