嘘つきは恋の始まりメインヒロインの投票のお知らせ
「美|ねえ、誰かあたしの台本知らない?」
「要|もう始まってますよ!準備してください!」
「美|おっと、やっほ~皆。あっ、台本ありがとう」
「要|今回は二人だけなんですからしっかりしてください…」
「美|あはは、ごめんごめん」
「要|えっと、今回は私達のどっちがヒロインになるかの投票のお知らせですね」
「美|何で今なの?」
「要|何でも、最後の選択肢の話を書き終わったかららしいです」
「美|ああ、そういえばもうすぐ締切だったっけ」
「要|普通に恋愛小説を書いていれば、こういう事をしなくてもいいんですけど…」
「美|ヒロインを決めなかった作者の怠慢だね!」
「要|読者に決めてもらおうとしてると言いましょうよ!」
「美|どっちにしても自分で決めてないよね」
「要|そっ…それを言われると何も言えませんけど…」
「美|まあそこはどうでもいいんだけどね」
「要|ならなんで…いえ…もう話を戻しましょう…」
「美|何の話をするの?」
「要|台本によると、私達の話の説明みたいです」
「美|説明って、どれくらい言えばいいの?」
「要|大まかにでいいみたいです」
「美|じゃあ、要ちゃんからどうぞ」
「要|…何で私からなんですか…?」
「美|お手本としてどうぞ?」
「要|台本を読むだけなんですけど…私のはシリアス多め甘さ控えめみたいです」
「美|あたしのは、コメディと甘さが半々みたいだね」
「要|…立場上仕方ないとはいえ、私は甘さ控えめなんですか…」
「美|ヒロインになったら大変だろうけど、きっと顔が赤くなる事になるって!」
「要|それはそれでどうなんでしょう…」
「美|だって要ちゃん、ヒロインになったら国東君にお…」
「要|ネタバレは駄目ですから!」
「美|あたしの場合は国東君に恋…」
「要|人の話を聞いてましたか!」
「美|聞いてたよ。聞いた上でネタバレしようとしてるの」
「要|何でそうなるんですか!」
「美|え~駄目なの?」
「要|駄目だから言ってるんですよ!」
「美|そっか、なら次いってみよう!」
「要|つ…疲れます…国東君が居て欲しいです…無理ですけど…」
「美|次は…あっ、投票の結果について…」
「要|大体の予想はつきますけど…一応言いましょうか…」
「美|そうだね…投票の結果が同数だった場合は、二つとも同時に書くんだって」
「要|票が一つも無かった場合は…」
「美|場合は?」
「要|打ち切りにして、四十話で終わりにするらしいです…」
「美|う~ん…そうなったら仕方無いかな…」
「要|そうなってもいいんですか?私は…続いて欲しいですけど…」
「美|微妙に間があったね…人気無いならそうなるのは仕方無いって思うだけ」
「要|せめて、ちゃんと完結させて欲しいです…」
「美|あたしだってそう思うよ。でも…作者が投げ出したくなるんじゃない…?」
「要|…これを見ている読者さんは、投票をお願いします」
「美|選挙みたいに誰も投票をしないと、続きが書かれなくなるよ!」
「要|そういう言い方は止めましょう?選挙に参加する人は一定数居ますから…」
「美|さて、次は何を話そうか?」
「要|もう話す事は無いみたいですよ。まだ文字数が余ってますけど…」
「美|じゃあ終わりにする?」
「要|しないでください…だったら、本編に出ない裏話をしますか?」
「美|それいいね!おっと、追加の台本が来ちゃったよ」
「要|どうやらやってもいいみたいですね…文字数稼げますかね…?」
「美|まあ兎に角やっちゃおう。何を話そうかな…」
「要|…これ、ネタバレになったりしませんよね…?」
「美|ならないと思うけど…どうだろ?」
「要|…とりあえず、読みましょうか…」
「美|じゃあ、国東君の両親は割と裕福なんだって」
「要|あ~確かに、一人暮らししてますからね」
「美|仕送りもしてもらってるみたい。家賃と食費諸々含めて」
「要|…月に結構貰ってるんですかね…?」
「美|国東君はあまり使わないようにしてるみたいだけどね。それじゃあ次」
「要|えっと…では、半分以上の登場人物の名字が地名になってます」
「美|えっ、そうだったんだ。じゃああたしも地名なの?」
「要|美尋さんは違いますけど…国東君は大分県の半島の名前ですよね」
「美|要ちゃんはどうなの?地名からなの?」
「要|そこは調べてないので分かりませんけど…一応、島の名前みたいです」
「美|他の四人はどうなんだったっけ?」
「要|それは、各々調べてもらいましょうよ、分からないものもありますし…」
「美|他の四人は地図を見ながら探してみてね!」
「要|探す人が居るかは分かりませんけど…」
「美|次は、実は要ちゃんがあたしの家に来たのは、お泊まり会の時が始めて」
「要|…勉強会の後に遊ばれた事が少しトラウマです…」
「美|大袈裟だよ。髪をいじったり、服を着せたりしただけだよ?」
「要|学校では手加減していたのがよく分かりました…」
「美|そこまで言うほどなのかな~?」
「要|えっと次は…これは出してもいいんですか…?」
「美|ああ、それくらいならいいんじゃない?どうせ後で出すんだし」
「要|では…国東君は、休みの日はアルバイトをしているそうです」
「美|そういえばさ、土曜と日曜は全然書かれて無いよね」
「要|確か、三人で繁華街に行った時だけしかないような…」
「美|日曜日に至っては、一度も無いんじゃないかな」
「要|一応…目的というか、理由はあるんですけど…」
「美|そこはネタバレになるよね?」
「要|何のアルバイトかもですけど…言わないで下さいね?」
「美|うん。でも、ここまで来たらこれも言っていいんじゃないかな?」
「要|えっと…真ん中なら、まだ大丈夫だと思いますよ…?」
「美|これ?国東君の噂が広まった原因は、榎本君と新聞部のせい」
「要|榎本君が原因なのは分かる気はしますけど、何で新聞部なんでしょう?」
「美|どうやらそこもネタバレになるみたいだよ」
「要|そういえば、国東君の噂はどれくらいあるんでしょうか?」
「美|あ、また追加の台本が来た。台本によると、全校生徒の数くらいだって」
「要|…国東君が可哀想ですね…」
「美|新聞部の力ってすごいんだね…」
「要|しかも、全部が冤罪なんですよね…それが広まるって…」
「美|大変だろうね…国東君…」
「要|あっ…もう終わりにしてもいいみたいですよ」
「美|裏話でこんなにもつなんてね」
「要|実際はまだ文字数が足りてませんけど…」
「美|二人だけで話を進めたにしては、結構頑張ったんじゃない?」
「要|ネタバレぎりぎりの話を出してようやくですけど…」
「美|セーフって事で、気にしない気にしない」
「要|気にしましょうよ…もう二人だけは嫌ですよ…」
「美|絶対次はあると思うよ?その時は何人になるかな?」
「要|二人だけじゃなければ…いえ、ツッコミはあと一人欲しいです…」
「美|あはは、叶うといいねその願い。誰が来るかな?」
「要|少なくとも国東君が居て欲しいです…必ず…」
「美|う~ん、必ずは難しいんじゃないかな?」
「要|一人だと疲れるんです!特に美尋さん相手だと!」
「美|そこまでじゃないと思うけどな~?」
「要|次があったら、国東君を連れてきてください…」
「美|まあそんな約束できない事は置いといて、そろそろお別れしよう!」
「要|もう一度言いますけど、投票してくれないと打ち切りになりますから!」
「美|ではでは、今回のお知らせを聞いてくれてありがとうございます」
「要|機会があればまたお会いしましょう」
「要、美|それでは~」