嘘つきは恋の始まりイラスト募集結果発表
「統|嘘つきは恋の始まりイラスト募集結果発表~…」
「拓|やる気がねえな…何でそうなった?」
「統|もう結果知ってる、っていうか予想がついてるから…」
「美|一体何人の人が応募したんだろうね!」
「要|盛大な前フリになりますからそう言う事は言わないでください…それよりも、やっぱりですか…」
「統|もうするっと言っちゃおう。応募者は零人だよ」
「拓|中間発表の時からそうなる気はしてたけどな…」
「要|この番外編の意味が半分程無くなりましたね…」
「美|え~誰もいなかったの?誰かにあたしのイラストを描いてもらえると思ったのに…」
「統|今もそう思ってたのは新城さん一人だけだと思うよ…」
「拓|そういえば、作者が居ないな。何処に居るんだ?」
「要|言われてみれば…確かに居ませんね」
「統|作者ならこの結果が分かっていてもショックだったらしくて、今寝込んでるって」
「拓|あ、そうなのか。なら俺達はどうするんだ?」
「要|あっさりしすぎなのでは…もっと心配しないんですか?」
「美|こんな事をしたのは作者なんだから、自業自得なんじゃない?」
「統|いくら当人が居ないからって、それは言いすぎじゃないかな!」
「美|だって、見てくれる人が○百人しか居ないのに、
イラストを描いてくれる人が居るわけなかったんだよ」
「拓|もっと人気が出ないと駄目に決まってるのにな」
「統|それ以上は言わないであげようよ!作者の名誉を守るために!」
「要|私達がそれを言うのは色々と駄目ですから!」
「拓|事実なのにな」
「美|他にもイラスト募集が上手くいかなかった理由をあげようか?」
「要|やめましょう…?作者の為にもこれ以上はやめましょう…?」
「統|別の話をしよう…別の話を…そういえば、
作者からこの人にイラストを描いて欲しいって聞いたんだけど」
「拓|それって、○○○○先生や、○○○○先生、それと□□□□□□□先生の事か?」
「統|そうだけど…伏字ばっかりになってるな…」
「拓|あと、デフォルメCGだと、○○○○○○先生だよな?」
「要|これを見ている人は誰の事か全然分かりませんよね…最初の二人は知ってますけど…」
「美|あたしは四人とも分かんないよ、一体誰?」
「統|○○○○先生・○○○○先生はアニメ化したライトノベルのイラストレーターだけど…」
「拓|一応、○○○○○○先生もライトノベルのイラストを描いていたけどな…」
「美|四角の伏字の人は?」
「統|えっと…そうだな…あるゲームの原画を描いてる人?」
「拓|俺もそれくらいしか知らないな…もう一つ言える事があるとすれば、
そのゲームがアニメになってることくらいか」
「要|…ごめんなさい、何も分かりませんでした…」
「拓|一応、伏字の形がヒントなんだけどな」
「統|それを言うのはやめろ…未成年には分からないから…」
「拓|本当なら、○○○○○○先生はぐるぐるにしたかったんだけどな」
「要|ぐるぐるの記号が出せなかったんですから仕方ないですよ」
「美|なんでぐるぐる?」
「統|丸でも間違いじゃないけど、分けたかったんじゃないかな?」
「拓|そうだよ。柑橘系と、砂糖の塊と、瀬戸内海のぐるぐるでヒントにしたかったのにな…」
「統|ほんとにやめろ…下手をすると大変な事になるから…」
「拓|大丈夫だろ。はっきりと言ってないんだから」
「統|アウトになりそうなものもあるわ!特に砂糖!」
「美|ソフトに言わないと駄目なの?」
「統|うわあああ!その単語は駄目だから!」
「要|大変ですね…何の事だか分かりませんけど…」
「統|御蔵さんも気をつけてよ…危険な単語が出るから…」
「要|なっ、なるべく言わないようにします…」
「拓|そうだ、そんなに心配なら、分かる人が居るかどうか試してみるのはどうだ?」
「美|いいね!そうしたら面白そう!」
「統|…何をする気なんだ…?」
「拓|伏字にした所を感想の一言に書いてもらうんだよ」
「要|それは…今回と同じ結果になりませんか…?」
「美|じゃあ、最初に当てた人は、
作者が書き終えてる嘘つきは恋の始まりの原本のコピーをプレゼントっていうのはどうかな?」
「統|作者が居ないからって好き勝手を…ん?電話だ」
「要|誰からですか?」
「統|作者からだ。何の用かな…出てる間に好きに喋ってて」
「拓|おう。でも、今回は駄目だったのは読んでる人数だけじゃない気がするな」
「美|次のが上手く言ったら、二回目は原本をプレゼントにしたらどうかな?」
「拓|いいかもな。それに原稿料として五千円も賞金にすれば…」
「要|作者も国東君も居ないから、どんどん大変な事に…」
「統|好き勝手に何を言ってるんだ…」
「美|あ、国東君。作者は何て言ってたの?」
「統|大変な事になってないか心配になったんだって。それで、伏字の件を話したら…」
「拓|やっぱり駄目だったって言うのか?」
「統|どうせ誰も書かないだろうからいいってさ。正解者には今書き終えている十一から十二話分、
直に渡してもいいってさ」
「美|期限は?何時までにするつもりなの?」
「統|一番最初に書いた一人だけにするらしいから、誰かが書くまでだって」
「要|要するに、一番最初に全部正解した一名だけにまだ出していない原本を渡すって事ですか?」
「拓|なら、今から十二話書き終えるくらいに期限を設ければいいんじゃないか?」
「統|その時点で書き終わった話全部渡すから、ストックの分全部って事らしい」
「要|書かれなければそのままですしね。…作者はかなり投げ遣りに言ったんですか…?」
「統|こんな事を言うのも自棄になったせいじゃないかな…本当に来たらやるつもりみたいだけど…」
「拓|原本ってことは、訂正前のやつだよな?見せられるのか?」
「統|見たい人はみればいいじゃないか。だってさ」
「拓|かなり自暴自棄になってるみたいだな…」
「統|後、作者から伝言。好き勝手に言うくらいなら、
文字数なんて気にせずさっさと終われ!だってさ」
「美|あはは、怒られちゃった」
「拓|本当の事を言っただけなのにな」
「要|だから駄目だったんじゃないでしょうか…」
「統|気にしたってしょうがないよ、今回の失敗を次に生かそう。
そんなわけで、この台詞を言っていいのか分かんないけど…」
「統、要、美、拓|ここまで見てくれてありがとうございました!」