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1-2 ボウケンマンと新米冒険者

GM「では出発ということでよろしいですかね?」


PL達「おk」


GM「じゃあ一日半の道程を…(ダイスコロコロ)」


サフィール「あぁランダム判定や!」


ウナッチ「ランダムエンカウント表か!」


GM「(結果を見て)チィ…」


パータン「何もないね」


ウナッチ「チィって言ったもんな」


 慣れてる人達だから大丈夫だろうと思って結構難易度雑なランダムエンカウント表を作ってきていたのですが、ここぞとばかりに6ゾロ。後々に出てきますがこの日のGMのダイス目としてはここがピークだったかも……。というかGMのダイス運的にPL達に振らせた方が良かったかなぁ。


パータン「だね、チィって言ってる時点で何もない」


サフィール「もしかしたらボガードが2体くらい出てくるかもしれなかったけどね」


GM「ハハハ!ドウデショウネ!」


 ほぼ正解です。難易度MAXの1ゾロならボガ2ゴブ2というエンカウント表でした。ちなみに4~5人用で作ってたから1ゾロっても、ちゃんと難易度は下げるつもりでしたよ……ホントダヨ?


GM「一日目の移動が終わり、夜の野営の際に馬車の御者があなた達に何故コルテット村に行くのか理由を尋ねてきます」


GM(御者)「あの村の近くで最近蛮族の姿を見たという話を聞いたが大丈夫なのかい?」


パータン「へぇ~」


ウナッチ「これは危険手当の予感がしますねぇ!」


サフィール「汎用蛮族語とか覚えてないけど大丈夫かな?」


パータン「大丈夫っしょ」


ウナッチ「襲ってきたら倒せばいい!」


パータン「というか、セージ取ったけど言語取ってなかったわ。汎用蛮族の会話取っておくわ」


GM(オリオン)「まぁこの方達は冒険者ですから何とかしてくださいますでしょう」


サフィール「何とかします!」


GM「んでは、何事もなく夜が明けます」


サフィール「あら、野営の見張り順とか決めなくても良かったの?」


GM「ランダムエンカウント表の結果がダメダメだったので大丈夫っすよ」


パータン「あえて演出しとくなら俺の見張り順の時にライトの魔法だけ使って寝てるわ(笑)」


GM「見張りのフリしてガチでド畜生じゃないっすかい(笑)」


 本当にパータンだけ一人どんどんキャラが濃くなっていくなぁ…


GM「えっと、残り半日分の移動も経験点の欲しいあなた達からすると残念ながら何事も起きず、無事にコルテット村に到着いたします」


サフィール「残念だ」


ウナッチ「いやぁ着いた着いた」


GM「村に着いたところ、恐らくオリオンさんの同僚だろうなぁという人達が駆け寄ってきます」


パータン「落合と村田だな」


サフィール「またロッテかい!」


GM「同僚の人はオリオンさんとコソコソ話をするとオリオンさんは青ざめている様子です」


サフィール「聞き耳をたてるぜ!」


GM「内容はあなた達に隠す気はないので判定なしでおkですよー」


GM(同僚)「大道具の準備をしていたらちょいと怪我人が出ちまって…」


サフィール「それってただ怪我しただけじゃないの?」


パータン「準備中に手を打ちつけたとかでしょうね」


サフィール「ハンマーでぶっ叩いた感じかー」


GM「そんな感じですねー」


ウナッチ「それで続きは?」


GM(同僚)「アイツ大道具兼演者だったけどどうするよ?」


サフィール「あー、代役必要なヤツだよねこれ……」


パータン&ウナッチ「それだろうね」


サフィール「きっとウナッチが持ち前の身軽さでキャット空中大回転を披露してくれるはずだな」


GM「オリオンさんはすごーーく頼みづらそうな表情であなた達の方を見ますね」


サフィール「目を合わせません!」


パータン「……別報酬ですよ?」


ウナッチ「いやぁ、私達の中にプリーストが居ればなぁ」


GM(オリオン)「あのぉ申し訳ないのですが……。大道具の舞台準備をしているヤツが2~3人ほど骨折等の怪我をしてしまって…」


サフィール「ちょっと待てい。演者が大道具もこなしているのかい?」


パータン「まぁ小さい劇団とかならよくあることでしょう」


サフィール「零細劇団か……。やむを得ないな…。ならキャット空中大回転が必要かい?」


GM「えっと、2人演者と1人裏方が足りないという話です」


サフィール「私が裏方だな!」


パータン&ウナッチ「はい?」


パータン「見た目的にここでしょ?(サフィールとウナッチを交互に指しつつ)」


ウナッチ「そうだね、ヴァルキリーは大体見目麗しいと聞きますよ」


GM「あー、それなんですが……。2人の演者はこの持ってきた着ぐるみを着た役なんです」


サフィール「着なくてもいいやつがいるじゃないか(パータンを指しつつ)」


パータン「まぁね(笑)」


GM「着ぐるみなんですがボガード着ぐるみとゴブリン着ぐるみがありまして、鎧の上から着ることが可能です。ボガードの着ぐるみを着ると回避-2の防護点+1です。」


サフィール「ほう、連続攻撃が出来るようになると」


GM「ならないっすよ。そこまで魂こもってないです(笑)」


 そんな着ぐるみ作れる服飾屋があれば馬鹿売れの超人気店になってますわい(笑)


GM「あと、ゴブリンの着ぐるみを着ると回避-1のみです」


サフィール「じゃあボガは私でしょうね。回避捨ててるし」


ウナッチ「私はデメリットしかないのか…」


サフィール「いや、あそこにデメリットが関係ない人がいるよ(パータンを指しつつ)」


パータン「だよね」


サフィール「ゴブリンサイズならウサギでも入るでしょ」


ウナッチ「ボガをサフィール。ゴブをパータンですね」


サフィール「ボガード着たら帽子投げてバーンナックルとか言っとけばいいんでしょ?」


GM「それだと餓狼のテリーさんですやん。最近女体化されてましたね」


サフィール「マジで!?そんなんいらんわー」


 調べてみると女体化テリーは公式初出は2003年にすでにされていたようです。SNK公式も業が深いですな……


パータン「蛮族着ぐるみ着るなら汎用蛮族語で喋るしかないな!」


サフィール「それリアルすぎて誰も分からないやつじゃん(笑)」


GM(オリオン)「代理演者2名と裏方1名の配置はあなた達にお任せいたします」


サフィール「裏方で筋力判定とかないかな?」


ウナッチ「ありそうではある」


パータン「器用度かもしれないよ?」


ウナッチ「器用度なら私の出番か…」


 即興で作った簡単な討伐シナリオだから全然そんなの設定してなかったけどPLが悩んで相談するのは良い傾向だと思うのでお口チャックしておく。


サフィール「裏方はウナッチに任せるしかないよねぇ」


パータン「だね」


サフィール「じゃあ私がボガード着ぐるみを鎧の上から着ます」


パータン「こっちはゴブかな。ウナッチ裏方頑張ってねー」


ウナッチ「任された」


GM「では、サフィールがボガ。パータンがゴブ。ウナッチが裏方で宜しいですね?」


PL達「おk」


サフィール「ボガは回避-2の防護+1だね」


GM「ですです」


パータン「ゴブは回避-1ね。これで合計回避力が-1になったよ(笑)」


パータン以外「(笑)」


サフィール「あとは2人が発泡スチロールの斧でも振り回せばいいんだな!」


GM「まぁ発泡スチロールはないので布と綿で作った棍棒とかですかね」


ウナッチ「スポーツチャンバラみたいなヤツですな」


GM「そうそう。代理演者の人はそれで叫びながらゆっくり大振りでもしてくれればおkです」


サフィール「全力攻撃すればいいんだね!」


パータン「固定値入ったら他の演者死んじまうよ(笑)」


サフィール「まぁまだ全力攻撃取ってないから大丈夫(笑)」


GM「裏方の人は演者の登場タイミングで合図をしたり、演者がセリフを忘れたらカンペ出したりを舞台袖で行ってくれればおkです」


サフィール「知力判定でも必要なのかな?」


パータン「器用度でしょう。失敗したら表に出ちゃったりとか」


GM「では、やりたいことがなければ公演当日まで飛ばしますよー」


サフィール「演技練習とかしなくても大丈夫なの?」


GM「ボガボガゴブゴブ言いながらゆっくり大振りするだけなので大丈夫ですよー。ということで飛ばしておk?」


PL達「ういー」


GM「オリオンさん達ボウケンマン組は先に舞台上に出ますので後からタイミングを見てあなた達が出てくるという流れですね」


サフィール「こちらは着ぐるみを着ながらボガボガ言って出番まで練習してます」


パータン「ゴブゴブ」


GM「ちょっと状況書いておくかな。あなた達は客席から見て右側の舞台袖にいます(電子ノートに舞台状況を記入)」


ウナッチ「ふむふむ」


GM「ボウケンマン組は逆の左側から舞台に出て行きます。ちなみにオリオンさんが赤ですね」


GM(ボウケンレッド)「みんなーこんにちはー!」


PL達「こーんにちはーー!!」


GM「まぁそんな感じで『わー!ボウケンマンだー!』みたいに会場が沸き立ちます」


GM(ボウケンレッド)「今日この村に蛮族が出ると聞いてみんなを守る為にやってきたんだ!」


GM「子供達はまた『わー!ボウケンマーン!』と盛り上がります」


パータン「存外知名度高いんだね」


サフィール「もっとマイナーなのかと思っていた」


ウナッチ「元々の知名度なのかよほど巧妙な宣伝を行ったのか…」


GM「前者です。後者なら超有能広報ですな」


 ジェバンニが一晩でやってくれるレベルでしょうね。


GM「あなた達はキューを待っているのですが、逆サイドの舞台袖がざわざわしています」


サフィール「逆サイドの舞台袖にも蛮族がいるんかい?」


ウナッチ「モノホンの」


GM「その通りです。そのまま左手舞台袖から表に出てきます」


パータン「逆側の裏方気づきなさいよ!(笑)」


GM「着ぐるみと同じような蛮族が1体ずつ(電子ノートの舞台上に記入)」


サフィール「これ魔物知識判定失敗したらボガの着ぐるみ着てるのに何の蛮族か分からないやつでしょ(笑)」


ウナッチ「着ぐるみと似た蛮族だ!になるんですね(笑)」


サフィール「これはもう飛びかかっていいの?ボウケンマンをスルーして」


ウナッチ「ボウケンマンに任せてみるのは?」


GM「一般人なんでポックリですよ(笑)」


ウナッチ「敵はもう出てきてるんですよね?」


GM「はい、あなた達の出るタイミングはお任せしますよ。今出ても、ボウケンマンが殴られてから出ても(笑)」


 殴られてから出たら勿論ボウケンマンは一般人なので負傷程度じゃ済まないでしょうけど……


GM「ボウケンマン達はまだキュー出して無いんだけど!?とあたふたしますね」


ウナッチ「そういえば戦闘は熟練戦闘?」


GM「面倒くさいんで通常ですよー」


サフィール「なら全力移動で裏に回りますかね?(笑)」


GM「もうラウンド処理開始して裏に移動ならボウケンマンが殴られますが大丈夫です?」


サフィール「それはいかんな」


パータン「というかもう舞台に出てきてるなら裏とる旨味もないでしょ」


サフィール「それもそうだね」


GM「ボウケンマンは『出番まだなんだけど…』と狼狽えています」


パータン「ならササッとこっちも出ますかね」


サフィール「ででん(ポーンを舞台上に)」


ウナッチ「舞台裏にあった布を顔に巻いて身バレしないようにしてから出ます(笑)」


一同「(笑)」


GM「ウナッチを見た子供達は『なんだ!?なんか新しいヤツ出てきたぞ!』と更に盛り上がります」


サフィール「よーしボガ対ボガをお見舞いしてやるぞぉ!」


GM「ウナッチと一緒に出てきたサフィールとパータンを見た子供達は『ボウケンマン挟み撃ちにされちゃうー!』とボウケンマンを危惧しています」


サフィール「ところでボウケンマン逃げるという選択肢はないよな」


パータン「舞台だしね」


GM(ボウケンレッド)「え?これヤバイやつです?」


サフィール「うん、やばいやつ」


GM「『と、とりあえず宜しくお願いします』とボウケンマン達に頼まれた所で魔物知識判定と先制判定どうぞー」


パータン「2回ね?」


GM「2回ですです」


パータン「(ダイスコロコロ)低いなぁ…12と9」


GM「ゴブは弱点抜きましたね」


サフィール「魔法ダメ+3か。私には関係ないな!」


GM「あとは先制ですね」


サフィール「先制値11とかあるけどウナッチ大丈夫かい?」


ウナッチ「マジでー?」


パータン「取ってくれよー」


ウナッチ「先制力は4なので……。(ダイスカラコロ)あ、抜けましたね」


GM「そちらの先手了解です。あっと、言い忘れてました」


サフィール「なんだい?」


GM「着ぐるみを着ていない人が主動作で着ぐるみのチャックを開けることが出来ます」


サフィール「せっかくの防護点が下がるから私は脱がないがな!」


パータン「俺も殴られることはないから脱がなくていいべ」


GM「脱ぐ気ゼロですかい」


サフィール「ではボウケンマンの横を素通りしつつ戦ってるフリだけはしてくださいねと言いつつ補助動作でパラライズミストBかな?」


GM「ボウケンマン達は『わ、わかった』と言いつつ横でバク宙なり側転を無駄にしています」


パータン「あ、その前にゴブに俺エネボ撃ったほうが良くない?」


ウナッチ「あぁ、そうだね」


サフィール「それを撃った後で前衛が殴りかかったほうがいいね」


パータン「じゃあ撃ちまーす」


GM「行使判定どうぞー。ゴブは振らずに固定値なんで。というかどうせ抵抗抜くでしょ?」


パータン「(ダイスコロコロ)うん、14って言ってるから余裕だね」


サフィール「ダメージは1回クリ回れば一撃かな」


パータン「そうそう回らないでsy…(ダイスコロコロ)…回ったわ(笑)」


一同「(笑)」


パータン「(ダイスコロコロ)うん、17点だわ」


サフィール「即死じゃん(笑)」


GM「17点でゴブ即死了解。『なんだあのゴブリン!魔法使って仲間割れしてるぞ!』と観客ざわざわ」


サフィール「じゃあこっちもボガ同士で殴り合いかな。パラライズミストBを補助動作で使ってヘビーメイス主動作で殴りに行きます」


GM「あーい、命中判定どうぞー」


サフィール「(ダイスコロコロ)達成値8なんで13と言って攻撃」


GM「ボガは一応ボス扱いなんで振りますぜ(ダイスコロコロ)10と言って避けるんで命中ですねー」


サフィール「(ダイスコロコロ)えっと、補正足して10点かな」


GM「防護点引いて7点ですね」


サフィール「3分の1削ったかな」


GM「いやいや、一応ボス扱いですから欠片入りですよ」


サフィール「ならばウナッチの必殺のクリ回しで!」


ウナッチ「そんなに期待しないで欲しいかな。とりあえず前に出ますね」


GM「『あのマスクマンも戦い始めたぞ!誰なんだヤツは!』という観客の声(笑)」


ウナッチ「戦隊モノに時々ある追加戦士じゃないですかね(笑)」


サフィール「まさかの4人目のボウケンマンか!」


GM「赤・青・緑に続いて白とかそういうやつっすね(笑)」


サフィール「4番目の戦士が今ここに……」


パータン「マルコも連れてくれば良かったかなぁ(笑)」


ウナッチ「まだ2歳は早いでしょう(笑)」


GM「ではでは命中判定どうぞー」


ウナッチ「爪で飛びかかりますかね。あと追加攻撃って今のうちに宣言いるんですっけ?」


GM「宣言じゃなくてパッシブじゃなかったですっけ?」


 ルルブチェックしたところ追加攻撃はやはり宣言特技ではなく常に効果のある特技に分類されていました。


GM「まぁグラで追加攻撃しないのはよっぽどの理由がないとやらないと思うので省略しても大丈夫ですよー」


ウナッチ「了解です。では改めて爪で襲いかかりますよ(ダイスコロコロ)え~と、12と言って攻撃」


GM「お、これくらいなら避けれるかなぁ(ダイスコロコロ)……うん、ダメージどうぞ」


ウナッチ「(ダイスコロコロ)7点ダメージですね」


GM「はーい、4点通し。『何かあの追加戦士爪で戦ってかっこいいぞ!』的な声が届きます」


ウナッチ「自前の爪で襲いかかる追加戦士をヨロシク!と言いつつ追加攻撃(ダイスコロコロ)


 ウナッチもノッてきたか。


パータン「そう!彼がバンゾ君だ!」


ウナッチ「蛮族ちゃうわい(笑)とりあえず15と言って攻撃」


GM「避けれんでしょ…(ダイスコロコロ)無理無理、命中しまっせダメどうぞ」


ウナッチ「(ダイスコロコロ)ダメージはまた7点」


GM「4点通しおk」


パータン「欠片は3つだろうから残り21点だね」


GM「ではボガ手番(ダイスコロコロ)ランダムでウナッチの方に行きますね」


ウナッチ「武器なんて捨ててかかってこいよ!」


GM「捨てませんから(笑)『あぁ!ボガードが追加戦士を襲いに行ったぞ!』という感じで10と言って攻撃」


パータン「ガンバレ!バンゾ君!」


ウナッチ「蛮族ちゃうわい(笑)(ダイスコロコロ)うん、ひらり」


GM「『追加戦士素早いぞ!』と大盛り上がり」


ウナッチ「ボガードの武器の上にでも立ってるのかな?(笑)」


パータン「牛若丸だ」


GM「『追加戦士カッケー!ボウケンマン3人よりカッケーぞ!』みたいな(笑)」


パータン「じゃあこっち手番かね」


GM「どぞー」


パータン「エネボ撃つよー(ダイスコロコロ)ひっく、11と言ってエネボ射撃」


GM「十分でしょう…(ダイスコロコロ)あ、出目で10出て抵抗」


ウナッチ「出目10も出ればね」


パータン「(ダイスコロコロ)12点だから6点だ」


GM「十分痛えっすよ。『ゴブリンがボガードに魔法撃ってるぞ!仲間割れか!?』な感じで会場どっかんどっかん」


サフィール「追い打ち行くよー。補助パラミスかけて殴る(ダイスコロコロ)達成値14かな」


GM「避けれないでしょ…(ダイスコロコロ)出目3とか無理ゲやん。ダメどうぞ」


PL達「(笑)」


サフィール「(ダイスコロコロ)補正値足して12点!」


GM「3点止めて9点。残り6点」


サフィール「これはウナッチがトドメ刺すでしょ」


パータン「追加戦士が活躍だな」


GM「『追加戦士ガンバレー!』って感じで盛り上がり最高潮」


ウナッチ「追加戦士めっちゃ人気だな(笑)(ダイスコロコロ)命中は12ですね」


GM「(ダイスコロコロ)避けれないのでダメージどぞー」


ウナッチ「(ダイスコロコロ)6点ですね」


GM「あとボガHP3点ですね」


ウナッチ「追加攻撃ぬん!(ダイスコロコロ)9と5で14ですね」


GM「それは当たるでしょう(ダイスコロコロ)はい、ダメージどうぞ」


サフィール「パラミスいらなかったんじゃね?」


パータン「まぁ結果論結果論」


ウナッチ「(ダイスコロコロ)うん、8点です」


GM「爪でボガは引き裂かれますね。『やったぁ!追加戦士がボガードをやっつけたぞ!』スタンティングオベーションですね(笑)」


サフィール「ちょっと待て子供達はボガードと知っているのか!?」


ウナッチ「きっとパンフレットに書いてあったんだよ(笑)」


GM「あー、そんな感じで(笑)」


サフィール「私はボガードを知らなかったのに…(魔物知識で平目5)」


一同「(笑)」


ウナッチ「ダメですよ、パンフレットちゃんと見ておかないと(笑)」


GM「これなんていう蛮族の着ぐるみだろう……からの子供達の声で、あぁボガードって言うか的な感じですか?(笑)」


サフィール「セージ技能が無いって辛い(笑)」


GM「では戦闘後は裏方の黒子さんが死体を引きずってはけていきます。その後ボウケンマン3人は『お、おう…勝ったぞー!』的な感じで勝鬨をあげます」


サフィール「我々もはけて身ぐるみ剥ぎに行きますか」


ウナッチ「では着ぐるみ蛮族達を追い立てるようにしてはけますかね」


GM「『追加戦士かっこよかったぞー!』と拍手喝采」


ウナッチ「子供達に手を振りながらそのままはけていきます(笑)」


一同「(笑)」


サフィール「では剥ぎ取っていいのかい?」


GM「どうぞどうぞー」


 この後、戦利品判定ではパータンがゴブから意匠を凝らした武器150Gとサフィールがボガからも意匠を凝らした武器150Gをゲット。勿論欠片3つも回収。


ウナッチ「欠片3つで600Gですね!」


パータン「献上せずに売るの?」


サフィール「まぁ後で決めようか」


GM「あとは危険手当と演者&裏方のギャラで1人当たり100Gもらえます。少ないけど零細劇団なのでご勘弁」


パータン「少なくても金は金ですから有り難くもらいましょう」


GM「『すいませんありがとうございました!』と公演が終わった後でオリオンさんから感謝をされますが……」


サフィール「が?」


GM(オリオン)「ただ、困ったことにボウケンマンの3人より追加戦士の方が人気が出てしまって…」


パータン「じゃああなた方の誰かが追加戦士になればいいじゃない(笑)」


サフィール「追加戦士役を追加して公演すればいいでしょう(笑)」


GM(オリオン)「ウチの劇団にあんなに軽快に動ける演者なんていませんよ……。新しく軽業師でも雇わないとダメかぁ…」


パータン「すごい人気出てたからねぇ」


ウナッチ「今回が追加戦士初登場回だったとするしか(笑)」


サフィール「ゴブの魔法による同士討ち以外傍目から見たら追加戦士1人で全部倒しちゃってるからね」


ウナッチ「主人公機乗り換えの回は激アツですからね」


 わかる。


GM「ということで帰りは何事もなく街に帰還出来ます」


パータン「MP回復していい?」


GM「いいすっよ。というか今回シナリオは精算でっす。基本報酬500Gと追加で100Gですね」


サフィール「1人600Gもいただけるのね」


GM「あとは戦利品で計300Gで1人当たり700Gですね」


サフィール「欠片はどうする?」


パータン「献上でいいんじゃない?」


ウナッチ「ウナッチ的にはお任せします」


サフィール「まぁ名誉点でいいかな、1人1個ダイス振ろうか」


 PL達ダイスコロコロタイム!


パータン「3人で合計9かな。まぁゴブリンとボガード倒したくらいならねぇ」


GM「では次に経験点は1000点とゴブボガで50点ですね」


パータン「ソーサラー3にするかな!」


ウナッチ「まぁグラップラー3ですかね」


サフィール「成長振っていいかい?」


GM「はいーどぞどぞ」


 成長の結果はパータンが精神力、サフィールが生命力、ウナッチが筋力をあげたようです。


GM「以上で第1回目のシナリオ終了いたしますー!レベルアップや買い物等の処理後休憩して第2回シナリオを開始しますんでヨロシクですー!」


PL達「あーい」




 なんとかかんとか、初シナリオを完遂することが出来ました。

 このシナリオ自体はネタだけは結構前から考えていましたけど出す機会がなかった為、お蔵入り状態のものでした。今回急遽1シナリオ必要だったためネタの練りが足りないまま見切り発車で出しました。どこか別の所でやる時はもうちょっとじっくり捏ねくり回してリメイクしようかなと思います。

 とりあえず次回からはちゃんと少しは考えたシナリオを進めていきますのでお付き合いヨロシクお願いします。


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