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1-1 ボウケンマンと新米冒険者

 今回よりやっと本編に入ります。シナリオがガバっている点や矛盾してるやん!という点が多々あるかもしれませんがご容赦ください。


GM「じゃあ軽く1本やって成長してもらいますかー」


サフィール「よーし、メイスでガンガン殴っていくぞー」


GM「え~と、あなた達はテラスティア大陸とは少しばかり離れたエールキュート大陸という所の北東端にある海商都市トゥランデにいる冒険者です」


 あまり公式リプレイなどを読み込めていないGMはすでに存在する公式マップを使うのが苦手です。公式マップを出すと情勢が違うとか言われたりする方が時々いたりするので、それなら最初からオリジナルマップを使ったほうが気が楽だ。という理由です。中には公式リプレイ読み込まないのはGMの怠慢だ!という方もいるかもしれませんが上記の方針で進めさせて頂きますのでご了承ください。


パータン「海商都市トゥランデね、おk」


サフィール「これはオリジナル都市か」


GM「はい~、その方がイジりやすいので~」


パータン「北東端の海商都市アバシリね!」


GM「それだと罪人収容地になっちまいますわ(笑)」


 といいつつ網走自体は20年前に行ったきりなので久々に行きたいと思ったり。


GM「冒険者になった理由は様々でしょうが、何らかのきっかけであなた達は既にパーティを組んでいる冒険者仲間です」


パータン「子供を育てる為です」


サフィール「ヴァルキリーだけどプリースト技能に目覚めなかったので神殿から放り出されそうな感じ」


パータン「そんな様子を私が子供預けに神殿の集まっている所歩いてる時に誘ったとか?」


GM「そういえばサフィールはどこの神殿住まいですっけ?」


サフィール「ちょっと自前のゴッドブック読むわ」


GM「あ、俺もゴッドブック買っとかなきゃ」


 現在は購入済みです!


GM「先に導入だけ進めるよー。現在あなた達は冒険者の店『潮騒の巻き貝亭』という所を拠点にしています」


サフィール「潮騒の巻き貝とはまた漢字書きにくいヤツだなぁ」


 さーせん。


サフィール「あ、ゴッドブックで潮の女神マールっているからこれにするかな」


GM「はーい、了解でーす」


サフィール「まぁプリースト技能あるわけでもないんだがな」


 プリースト技能なくてもネタとしてなにか考えておきます。


GM「んで…潮騒の巻き貝亭はこの都市でも上位の人気を誇る冒険者の店です」


パータン「上位の人気を誇っているのか。だから子連れでも受け入れてくれるんだな」


ウナッチ「福利厚生大事!」


GM「店主は昔、レイピア使いのフェンサーバード『唄う細剣』という二つ名で冒険者をしていた人間のマリネアという人です」


サフィール「サイケン…あぁ細い剣の方か。不良債権の方ではないか」


一同「(笑)」


 唄う債権って崖っぷちアイドルか何かかな?


GM「えと、マリネアさんは片目を怪我して冒険者を引退し、現在は冒険者の店を開き仕事の斡旋を行っています。とても面倒見が良く、駆け出しの冒険者には色々と手厚い支援をしてくれたりします」


ウナッチ「店主の名前はマリネアさんね(メモ書きしつつ)」


GM「ですね。38歳です」


サフィール「いい歳だ」


パータン「アブラのってるねぇ」


GM「妻に先立たれた子持ちがすぐ目移りですか?(笑)」


ウナッチ「見境ないのかい(笑)」


サフィール「ウサギの発情期か(笑)」


パータン「大丈夫、マルコは大切にするよ」


 ダメだこのウサギ早く何とかしないと…


GM「いつもは賑わっている潮騒の巻き貝亭ですが、今日は他の冒険者が出払っているのか店にはあなた達だけです。んで、そんな中に一人の男が入ってきます」


GM(男)「依頼をしたいのですが宜しいでしょうか?」


GM「という様なことを言ったので、店主のマリネアさんが対応しています」


サフィール「チラチラ様子を伺います」


パータン「聞き耳を立てます」


ウナッチ「隣にいます」


GM「カウンターでマリネアさんと男が会話してる横?」


ウナッチ「イエス。というか偶々先にカウンターにいたら客が来たみたいな」


GM「なるほど、おk」


パータン「俺はファミリーシートで」


サフィール「あるのかよ!?(笑)」


 子供用椅子の用意されているファミレスかな?


パータン「まぁマルコを隣に座らせてカウンターにいたが無難かな」


GM「ホットミルクでも飲ませてですかね」


サフィール「それならパーティ組んでるなら私もカウンターにいるのがベタだね」


ウナッチ「ということで全員で話に耳をそばだてるかな」


GM「それなら『村でどうのこうの』とか」


サフィール「ゴブリンかな?」


パータン「いや、ボガードだ」


ウナッチ「違う、サンダーバードだ!」


ウナッチ以外「いや、無理でしょう(笑)」


GM「あとは『興行がどうのこうの』とか言ってますね」


パータン「興行?工業?」


ウナッチ「サーカスとか?」


GM「そんなところでマリネアさんが受付を終えて、すぐに依頼を受けることの出来るであろうあなた達に話を振ってきm」


パータン「いいですよ!」


GM「早えっすよ!まだ言い終わってねえ(笑)」


サフィール「いいのかよ!?まだ詳細聞いてないよ!」


ウナッチ「我々のようなボンクラだけですいません」


パータン「マルコを育てるためには金がいるから!仕事など選べんのさ!」


サフィール「まぁ私達に仕事選んでる余裕はないね」


GM「じゃあ受けるでいいんですね?まだ詳細触れてすらいないけど」


GM以外「はーい」


 受けないとゴネられるより100倍マシですが早すぎる(笑)


GM「ではでは、男の名前はオリオン・ニットという名前です」


サフィール「ニートだとぅ!?」


GM「ニットです(笑)」


 それじゃ無職の依頼者になっちまいますわ。


GM「んで、ニットさんは『これをご存知ですか?』と言って、バッとポスターのようなものを出してきます」


パータン「千葉ロッテマリーンズですね!」


GM「なぜにぃ!?」


パータン「ロッテオリオンズでしょ」


サフィール&ウナッチ「なるほど!」


 元ネタが分からんかったので、これを書きながらwikiで調べました。千葉ロッテマリーンズになる前はロッテオリオンズという名前だったようです。改名が1991年のようですね。……GMまだ2歳の時やん。平成生まれなものでサーセンっす。


GM「え~と、ポスターに描かれていたのは赤い衣装を着た人と青い衣装を着た人と緑の衣装を着た人の三人です」


パータン「赤い衣装はジョニー・ライデン?」


サフィール「じゃあ青い衣装はランバラル?」


ウナッチ「じゃあ緑は?」


パータン&サフィール「量産型(笑)」


 ザクやんけ。


GM「そういえば、マルコ君何歳ですっけ?」


パータン「2歳ですよー」


GM「2歳ならまだかなぁ……」


サフィール「で、三人はなんなの?」


GM「一言で言うなら戦隊ですね」


 マルコ君が4歳以上とかならマルコ君に説明して貰おうかと思ったのですが流石に2歳は早いですよね。……早くない?

 GMは5歳くらいから某忍者戦隊にハマっていましたので。


サフィール「興行ってヒーローショーか!」


ウナッチ「そういうことか」


GM(オリオン)「自分たちは『ボウケンマン』というヒーローショーの興行をしているんだ。このあと三日後にここから一日半ほどの所にある、コルテットという村で興行を行う予定だ」


パータン「ほうほう」


GM(オリオン)「なので、コルテット村までの移動の護衛や現地での手伝いをお願いしたい」


サフィール「ボウケンマンなのに冒険者技能はないのか」


GM「ないんですね~これが」


パータン「パフォーマー6とか7レベルなんでしょうな」


GM「では何か質問ありますか?」


サフィール「ん~、まず一つ目に経費。前払い金はあるのかと移動時の食費などの経費。二つ目に成功報酬。三つ目に拘束期間って所かな?」


GM「まず先に成功報酬ですが一人500Gです」


ウナッチ「まぁ妥当な所だね」


GM「前払金と経費については、前払い金はなしですがマリネアさんが食費というか日数分の保存食を出してくれます」


パータン「お金がないので助かります」


ウナッチ「危険手当は?」


GM「一応護衛ということで込み込みで500Gですが、まぁよっぽどの事があれば応相談って所ですかね」


サフィール「おk」


GM「拘束期間は往復の移動時間、興行期間含めても一週間というところでしょう」


ウナッチ「一週間ね」


GM「ここにいるのはオリオンさんだけなんですが、他の演者兼大道具の人たちは先に行って舞台を作ったりしています」


サフィール「とすると何故オリオン氏だけここにいるんだい?」


ウナッチ「宣伝とかじゃないかな?」


GM「その通りです。あと、この街の服飾屋で注文していた着ぐるみの受け取りの為に滞在していました」


サフィール「その着ぐるみを運ぶことも任務の内?」


GM「そういうことっす」


サフィール「では護衛をするのはオリオンさんと着ぐるみ何着かってことか」


GM「ですです」


パータン「出発はいつです?それまでにマルコ預けてきますんで(笑)」


GM「パパはひと仕事多いっすね(笑)」


サフィール「即日でもいいのよ?」


GM「今すぐって訳ではないので今日中に出発できればええですよー」


パータン「わかりました。ならすぐにシーンの神殿に行ってきます(笑)」


GM(マルコ)「とおちゃん行ってらっしゃ~い」


パータン「マリーさん宜しくお願いします。といつも預かってくれる神官さんにお願いしますよ」


サフィール「トカゲの息子がちゃんとウサギを父親として理解しているということはこれがインプリンティングというやつか…」


 爬虫類にも卵から孵化したら刷り込みってあるんですかね?


GM「あぁ、あと移動に関してはオリオンさんがすでに馬車を手配済みです」


サフィール「素晴らしいね」


パータン「どうもお待たせしました。と言いつつ馬車の屋根にでも乗っかるかな」


サフィール「馬車の屋根ってホロじゃないの?(笑)」


パータン「ウサギの体重くらいなら大丈夫でしょう(笑)」


GM「では出発で宜しいでしょうか?」


GM以外「はーい」


続く…



 ってなわけでやっと本編を始めることが出来ました。次回でこの1本目のシナリオは終わらせれると思いますのでヘッポコGMのマスタリング劇とパータン・サフィール・ウナッチの3人の活躍にお付き合いください。



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