どこからLTE飛んでんだ
第1話
どこからLTE飛んでんだ
メーテル「転んで頭打ったら江戸時代らしきところに来てしまった」
メーテル「マジやべぇ、みんなうっすい着物着てるのに私だけコート」
侍「おいなんだてめえその格好は」
メーテル「いや違うんす違うんす」
侍「無礼者め。手打ちにしてやんぞ」
メーテル「いやあこわい!でもこいつ背めっちゃ小さいから初太刀をなんとかうまくかわしてローキックかまそう」
侍「おらぁー!なにぃーかわされたいってぇー!」
メーテル「言い忘れていたが私のローキックはとても痛い」
侍「ちっきしょー負けたから切腹するわ。介錯オナシャス!」
メーテル「待て待て。死ぬ前に私の事情を聞け」
侍「なんと未来から」
侍「未来ってなんだ?」
メーテル「こいつ最高にアホ」
侍「とりあえずうちに来い」
メーテル「案内しやがれ」
侍「いやぁーサーファーが来航して今大変なんだよ」
メーテル「サーファーが」
侍「海からボードに乗ってきやがってあのパツキン野郎ども!ファッキン!」
メーテル「私が知ってる歴史との乖離性がやばい」
侍「なんかサーファーボコろうぜの会に行く途中だったんだけど、右脚めっちゃ痛くていけない」
メーテル「私が行こう」
侍「うん」
ー アジト的なプレイス ー
メーテル「すみませーん」
高杉晋作「はい」
メーテル「あの、一緒にサーファーボコりたいんですけど」
高杉晋作「いいね。いいよ」
メーテル「ひゃっほい」
ドクズ隊士「うー!お腹が痛いぜ」
高杉晋作「おっ!これは治らない病気かもしれん」
メーテル「おいマジかよなんでLTE繋がるんだ。ググって薬作るぜ」
ドクズ隊士「なおったー!」
高杉晋作「おまえすげえな」
メーテル「どこからLTE飛んでんだ」
高杉晋作「そろそろサーファーぶっ潰しに行くか」
メーテル「20人しかいないんだけど」
ドクズ隊士「将軍ビビってなんか契約書書いてたな。実印クソだせぇやつだった」
メーテル「やっと私が知ってる歴史が」
高杉晋作「江戸城のやつらみんなビビって自宅待機してるから俺たちがやるしかない」
メーテル「いいね」
サーファー「ウォー!」
メーテル「カバンから小麦粉とライターが出てきた。そこのお前、こうしろ」
ドクズ隊士2「あいよ!(サーファーの中に突っ込み、小麦粉を撒き散らしたのちにライターをつける)」
ドカーン!!!
メーテル「開国阻止完了」
続く