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譲れぬ主張(1) ~ラーメン編~

 特にターゲットにする読者層を決めず徒然なるがままに筆を走らせる、このエッセイ。

 今回の御題は「ラーメン」である。

 日本はおろか世界中で愛されるこの料理は、視聴率を確実に取れるジャンルでもあるらしい。多分、なろうにおいても同様の傾向があると思うのだが、なにもアクセス数狙いで今回の御題にすえた訳ではない。

 僕や友人に関する話題で、ラーメンについて描ける内容が結構あったに過ぎないのだ。


 ラーメンの面白い点は味の多様さもあるが、家庭においても一定レベルの味を楽しめる点にあると僕は思う。カレーにも同様のことが言えるだろう。

 寿司もラーメンと並び視聴率を確実に取れるジャンルらしいが、あの味を家庭で表現するの難しく、スーパーでパック入りの商品を購入しても結構な値段がしてしまう。物にもよるがラーメンの2倍はするだろう。

 ラーメンが安くて美味いB級グルメだとしても専門店で注文すれば、一杯700、800円として家族4人分でおよそ3000円の出費が発生する。家計を預かる方々にとって決して安い出費ではない。

 結果、スーパーでより安い値段で購入できる市販のラーメンの需要は大きくなり、それが美味しく頂ける現状がラーメンの普及に大きく貢献しているのではないだろうか。

 半世紀も前に、この問題を解決された食料品メーカーの功績は大きい。

 あくまで仮の話だが家庭で一定レベルの味を楽しめるようにならなかったら、今日、これほどのラーメンが受け入れられたかは疑問がある。


 前置きはこのくらいにして、本題に移ろう。

 家庭でラーメンを楽しめると言っても、自宅で麺を打たれる方は少ないだろう。99%は食料品店で麺を購入されるのではないだろうか。

 これが結構もめる問題を内包している。

 それぞれの家で食される商品は異なり、それぞれにこだわりがある。ちじれ麺が好きだ、あのメーカーの味は嫌いだという意見が発生する。嫁さんの家と僕の家でも食される商品が異なることが予想され――実際に異なったのだが――彼女が嫁に来たときに問題とならないか、実は危惧したものだ。

 幸い問題視されない人物だったので事無きを得たが、妥協できなかった例を知っているので僕の心配も単なる杞憂とは言えないのだ。


 スーパーで麺を購入するとき、皆様はどのような商品を選ばれるだろうか?


 最近話題の「丸ちゃん正麺」それとも「さっぽろ一番」、元祖である「チキンラーメン」がこそ至高の存在と主張される方もいるかもしれない。ちなみに我が家は「チャルメラ」派だが、最近は「丸ちゃん正麺」の需要が増している。

 確かに好みが分かれるし、それぞれの主張も分かる。

 

 だが、生麺の存在を忘れていないだろうか。

 純粋な生麺以外受け入れられないという人物も、やはりいるのだ。



 僕の友人の家庭では、インスタント麺派と生麺派がほぼ二分する形で存在している。

 反対する人が一人だけとか両親が共にどちらかを嗜好すればよいのだが、両親の意見も真っ二つに別れるのだから妥協が発生する余地などない。きのこVSたけのこ論争ではないが、どちらかの存在こそ至高だと判断してしまうと議論の終着点が見出しにくいのだ。

 友人の家で導き出した答えは「食べたければ自分で作れ」というものだった。

 僕なら作るのも面倒なので妥協するだろうが、友人宅は妥協をせず、親兄弟が別々の麺を作り食すという一風変わった光景がある。

 強引に押し切らない点は好感を持てるが、それほどまでに麺に対して譲れないこだわりがあるのだ。


 ラーメンとは実に面白い料理だ。


 カレーと異なり市販されている商品に対してアレンジする余地が少ないのにバリエーションはかなり多く、それぞれの家のこだわりがある。

 皆様の家庭にも、似たようなこだわりがあるのではないだろうか。

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