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倉賀野 承前

この公開メモの前には、下書きとしての私的メモがあり、それはすでに一万字を超えている。


初めの物語から、考察にこの実地調査まで入れると、文庫本2冊の文字数は、とっくに書いている。


いっそ、まとめ直して、ミステリ考察(エッセイ、実は謎はない)をAmazon本にしようか迷うぐらいには探している。


今日はメルマガで、3月会報に過去の継続特典が倉庫から見つかったから同梱します!とあった。


そんな見誤るぐらいに継続数が少なかったのか、配れるぐらいに会員数が減ったのか、それともメルマガ会員特典なのか、と少しぼんやりする。


普通に考えれば8年も本人不在のファンクラブ。

最近はファンコミュニティサイトの方が活発であり、あちらと合わせると大体年間22000円。


これを高いとみるか、はわからない。

個人的には、推し活の最終形態だと思う。


アメリカに年金はない。フードスタンプ生活するこの方を考えたくもないのであれば、課金するしかない。


サブスクにしても、もうこの方を知っている絶対数が少ない。カラオケにしても「今時」ではなく「今どこ」なため、印税に期待するのは厳しい。CDを持っていてもサブスクで聞く。


推しが、静かに死ねますように。


その為の課金だと思うと、別に構わない気がする。この方が御心穏やかに過ごされ、終わる日を待つ。


そんな推し活と推される側の関係についてを考えてしまうぐらいには頭が暇だが、仕方ない。


あの日の話に戻せば、高崎駅から倉賀野までは一駅。自転車だと15分ぐらいだろう。


旧街道沿いにあり、道は平坦で車通りが多い。

いわゆるロードサイド店舗がある場所もあれば小学校などがすぐ横にあるなど、住宅地だ。


丁度、小学校が運動会をしており、声に釣られて見に行ったが、今どきには珍しくブルーシートにご飯を食べて見ている父兄がいたりと少し古い時代を垣間見る。


正門前には文房具屋さんなど、地域社会を眺めながら歩いていくと、水路が並走してくる。


水路にはカルガモが泳いでおり、打ち捨てられた廃屋の植物が水路まで伸びているなど、少しずつ、建物がなくなって自然が増えていく。


なお、方面的には東京に向かっている。

しばらく地方のロードサイドを歩いたあと、左手にずいぶんときちんと祀られたお地蔵さんに出会う。


交通事故慰霊碑


倉賀野地区への入口

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