拝啓 未来の私 将来執筆に行き詰まったらこれを読んでね
未来の私。実は今の私は、かつてほどの執筆意欲がなくなっているのです。書く気が起こらない今だからこそ、未来のためにこれを綴っています。もし今後困った時には、これを読むんだぞ。
まず第一に、無理して書く必要はない。だってここ最近の私はよく頑張ってるもんね。日々ダンボールと格闘しているんだもの。一日の大半頑張っている中で、そこまで慌てる必要はないさ。
未来は知らないけど、今の私に対しては誰一人として「早く書け! 続き読ませろ!!」なんて焦らせる人はいない。寧ろ皆々様は待っていてくださる。自分で自分の首を絞めちゃあいけないのだ。書きたい時に書いた時の方が上手く書けるんだぞ。
読んでくださる方に日々感謝して、気が向いた時に書けばいいからね。
第二に、いつの時代も自分で生み出したキャラクターを愛する事。これはめちゃくちゃ大切だよ。主人公からモブに至るまで、みんなの親は私なんだから。安易に殺しちゃいけない。わかっているとは思うけど、キャラクターにもそれぞれ人生がある。
本当に死ぬべき時だという瞬間にしか、手をかけちゃいけない。手をかけていいと思ったら言ったりした時点で、そのキャラを愛してくれている人まで傷つける事になる。気をつけるようにね。
うちの子は推しと同じ。推しが死んだら悲しいでしょう? たとえるなら、某児童書において主人公の名付け親が死んだ時、半端ないショックを受けたよね? 死というのはそういうものである。
うちの子は家族。大事にしてあげようね。
第三に、とにかく妄想をする事。妄想は楽しいぞ。未だかつてないキャラクターの組み合わせを考えたり、NだけじゃなくてBとかGとかを考えてみるのも勿論いい。
後、コラボカフェのメニューとかね。
紀伊純希のガトーショコラ マカロン添え とか、
園原真咲の桃いっぱいパンケーキ チョコソースがけ とか、
斎藤明仁の幼馴染大好きクレープ チョコと桃とラムネ とか。
美味しそうじゃないか……いいねぇ。
妄想すると少しずつ創作意欲が沸いてくるよ。実際、今ちょっと創作意欲沸いてきちゃった。コラボカフェメニューは定期的に考えたいなぁ。
第四に……、四っていう数字は良くないから早く5部を見たいね。
第五に、自分にとって面白ければそれでいいじゃない。面白さなんて人それぞれだし、自分にだけでもウケればきっと他の誰か一人や二人にとっても面白いもののはず。
キャラクターがいてくれさえすれば、物語の道は拓ける。今は休んでいても、いつかキャラクターは勝手に動いてくれるだろうし。キャラクターがあっちこっちしてくれるのを待って書き始めれば、きっと面白いものが書ける。
息抜きがてらお絵描きして、キャラクターの容姿を作ってあげられたのなら……キャラクターが動き出してくれる日は近いよ。
あんまり背負い込み過ぎないように、自分の好きな話を好きな時に書けばそれで良いんだから。それに気づけたら、明日からも楽しい気持ちで前に進んでいこうね。