表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方幻想鉄道物語  作者: 山田 楓
本編(守矢神社)
9/88

第8話 里にて

 神奈子と諏訪子と早苗の3人は人間の里へやってきていた。

「じゃあ神奈子様、よろしくお願いしますね。私達は買い物してきますので。」

「ああ。わかった。じゃあまた。」

神奈子は鉄道建設のための店探し、早苗たちは久々の里で買い物をすることにしたようだ。

「ということで諏訪子様、まず何をしましょうか?」

「うーんと。とりあえず私は蛇のエサとケロ○ンの洗面器、そうそう神奈子に縄を買ってきてくれと言われたかな。それぐらいかな。」

「なんで縄なんでしょう?」早苗は聞いた。

「いや、あのほら、神奈子がいつも背中につけてるあの輪みたいなやつ。」

「あー。あれですかってあれ手作りだったんですか!?」

2人は話しながら里を歩いて行った。


「ーというわけでお願いいたします。」神奈子が言った。

「承知いたしました。全力でさせていただきます。」店の店主が言った。

神奈子は外へ出ると、深呼吸した。

どうやら大工のところを回っていたようだ。

「ふー。とりあえず一通り頼んだな。あとは事務所の場所探しもしないと。」

そう言うとそのまま近くの不動産屋に入っていった。


「うーん、契約とは言ったものの、どこにあるのかしら。」

咲夜と小悪魔も人間の里へやってきた。

「馬借の店とかでしょうか。それでしたら川の向こうにあったと思いますが。」小悪魔が言った。

「まぁ、とりあえずそこに行ってみましょうか。」

しばらく歩いていると向こう側から少女が2人歩いてきているのが見えた。

「あ、咲夜さんに小悪魔さん、奇遇ですね。何してらっしゃるんですか。」早苗が聞いた。

「まあ、お嬢様のわがままですかね。」咲夜は笑って答えた。

「今回はパチュリー様のおつかいみたいな感じですよね。」小悪魔も続けて言った。

「へー。そうなんですか。私達も神奈子様のおつかいしてきたところなんですよ。ね、諏訪子様?」

「これ、意外と重いよ。」

諏訪子が白い縄を抱えて言った。

「まぁ、お互い大変ということね。」咲夜は言った。

このあと咲夜たちは店へ、早苗たちは神社へ向かって歩き始めた。


 日が傾いてきたころ。

「ただいまもどりましたー。パチュリー様?」咲夜が戻ってきた。

「どうだった?」パチュリーは聞いた。

「とりあえず貸してくれるよう交渉してきました。準備はOKです。」

「そう。ありがとう、咲夜。ところで小悪魔は?」

「ちょっと夕食の買い出しをしてきてもらっています。そろそろ帰ってくると思いますよ。」

パチュリーは小悪魔の扱いが雑だなとおもったが、手伝いくらいいてもいいかと思った。

 一方、守矢神社では神奈子や早苗たちが神社へもどり、お互いの今日の報告としめ縄づくりを開始した。

そして、準備が進み、ついに工事が始まる。だが神奈子には1つ気がかりなことがあった。

今回は里での話を書いてみました。二つの野望これからどうなるんでしょうね。

ケロ○ンというのはよく銭湯とかにある、製薬会社の洗面器のあれです。

次回についてですが少々喧嘩っぽいシーンが入ります。

「俺の幻想郷に喧嘩はない!」という方は次の話は飛ばしていただいて構いません。

そんなに大きく話に影響するものではないので大丈夫です。

次回は水曜日に投稿します。

(ここまで書いておけば大丈夫だよね。たぶん。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ