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序章 戦争
長い間世界は荒れていた。
国と国とが争い、強者と強者とが争う。自分が世界を支配するという欲望のために争いが続いていた。
しかし、この世は残酷である。たとえ、どんなに兵士がいたとしてもたった一人の人間に負けたという例もあった。
勝者は相手のものを奪い、敗者はほとんどを失う。
「弱肉強食」まさにこの言葉通りの世界であった。
この世界を生きている人々の心は疲弊しきっていた。そして人々はこう願った。
「誰でもいい。誰かこの乱世を終わらせてくれ」
争いの絶えぬ日々の中、ある日、一人の男が現れ、こう宣言した。
「俺は、この世の全ての戦争を終わらせた‼」
この一言で乱世は幕を閉じた。
これは、一人の少年が世界を統括する世界最強の男となる物語である。
本日より投稿させていただきます、shin000です。
投稿は不定期となると思いますが、読んで下さると幸いです。
本日は序章から第一章を掲載します。