晩秋の 夜と朝の はざまできれいな時間に
明日は新月なんだろうか
午前6時、真っ黒な山の稜線から
ほのかなオレンジ色、薄い水色、
から群青の混じった青色へと。
中天はまだ闇色といってもいい暗さ。
ガラスを割ったときにできる
かすかな破片のような月が
オレンジ色と水色の境い目あたりに
突き刺さっている(月だけに……)
その三重色の空を背にし、
活動を止めている観覧車が
涼しげに立っている(ほんとは寒いくせに……)
秋も深まり、朝晩は寒い
ラジオで
幼稚園児が焼き芋を食べる話をしている
みんなで育てたお芋を
みんなで焼いて
みんなで食べるらしい。
私も焼き芋を食べたいなぁ
そういえば何年焼き芋なんて食べてないんだろう
一緒に食べた味って覚えてる?
あ、あかん
気をつけないとすぐそっち話が行っちゃうから。
焼き芋の皮を剥くように
あなたの服を剥いてあげたの覚えている?
焼き芋の皮を剥くように
あなたの服も なんども なんども なんども
剥いてあげたのも 覚えている
夜と朝のちょうど切り替わりのこの時間、
まだ寝てろっていうの、バッカだね〜。
起きてるとセンチになっちゃって
(ちなみにセンチになるって今もお死語?)
なんだかとってもいけないことばっかり
考えてしまうよー。。。(涙、3滴の表現)
ニュースでやってる
たまごっち完全復刻版が売り出されるらしい
私と誰かさんも完全に復刻したいなぁ
あの頃のままでだからこの時間に
ものを考えるな
もう寝ろ寝ろってもう6時まわってますけど
晩秋の 夜と朝の はざまできれいな時間に
もう眠れないけど、夢だけ、みさせてよ?
オ ネ ガ イ …………