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生きるって何だろうか。

みんなちゃんと席についている。だけどみーちゃんがいない。

皆は「あれ、みーちゃんと一緒じゃないの⁇」などと聞いてくる。そんなの…私が知りたい。


担任が入ってきた。

早速の報告に私は耳を疑った。







『皆に大事なお知らせがある。

小岩…は、昨夜事故に合い意識不明の重体らしく入院中だ。』


うそ…………。頭の中が真っ白になった。

先生、嘘って言ってよ……。


「嘘って言ってよ、先生っ‼‼‼」私はいつのまにか叫んでいた。いつもおとなしい私がこんな行動を取るのが初めてだったため、先生もクラスメイトも全員驚いていた。

私は泣きながら訴えた。


「誰がそんなことしたの⁈犯人は誰っ⁉ねぇ、教えてよ先生!先生っっ………」

先生の胸倉を掴んで、叫んだ。叫びまくった。


友達が私を落ち着かせようと必死に慰める。

先生からは一旦離れて床に座り込んだ。


……折角付き合えるようになったのに。

誰かがこの幸せを奪った。


私は授業を受ける体力も無く、保健室にずっといた。

方針状態の自分。…気持ち悪い。

下校時間のため、鞄を持って学校をでた。


まだ、涙がとまらない。

みーちゃん頑張れ。

みーちゃん生きろ。

みーちゃん生きて。

みーちゃん大好き。


色んな想いが私の頭の中を横切った。

翌日、私は学校を休んでみーちゃんがいる病院へ向かった。


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