大好きな親友
私は馬鹿だ。なんてことを言ってしまったのだろう。
みーちゃんが、「みわちゃん何か悩み事でもあるの?」なんていうから私は自分の想いをみーちゃんに伝えてしまった。昔からの付き合いだから、悩みがあるなんてことはお見通しみたいだった。
みーちゃんは黙って聞いてくれていた。
私は、みーちゃんが大好きだってこと。恋人になりたいってずっと想っていたこと。
全て、全て話してしまった。
ああ…終わった。これで嫌われたよなぁ……。
美咲「それで……?みわちゃんは、どうしたいの?」
え?
美咲「私がそんなことで、みわちゃんのこと嫌いになると思ってる?話してくれて凄い嬉しいよ……」
私はその言葉に安心して泣きそうになった。
みーちゃんはなんでも私のことお見通しなんだなぁ。
美和子「私はね、この事を話してみーちゃんは引くんじゃないかって怖かったの。ずっと心の中に閉まっておこうって決めてたの…でも言えてスッキリしたよ!」
ニッコリ笑った私をみーちゃんはみつめていた。
すると………
みーちゃんは、私の唇をみーちゃんの唇で塞いだ。
ビックリした。
頭の中が真っ白になった。
長いことキスをして、2人は唇を離した。
美咲「ごめんね…?あたしもみわちゃんが大好きだよ。今日から恋人になろっか……?」
うそ……ホント?
嬉しすぎてボーッとしてしまった。
しばらくして我に返って、私はみーちゃんにギュッって抱きしめた。
美和子「大好き、大好き……みーちゃん大好き…‼」
そのまま2人はしばらく抱き合った。