最期。
わたしの、わたしの……
私の脚はなくなっていた。
対応が遅くて間に合わず、脚を切断しなくてはならなかった。
美和子「うああぁあぁあああぁあぁ……‼‼」
ビックリした。
ビックリした。
でも、みーちゃんもこんな気持ちだったのかな…
みーちゃんのお母さんも……。お父さんも……。
これで、償うことができるのかなって思った。
わたしには笑顔がなくなった。
笑顔が消えた。
未来が消えた。
脚を切断してから、私は笑わなくなった。無表情のままだった。
お母さん「美和子、りんご食べる?なにか食べたいものある?」
お母さんが一生懸命やってくれてるのに、なにも答えられなくなった。
死にたい、とも思った。
自分が更に嫌いになった。
悲しそうにしている私にお母さんが話しかけた。
お母さん「……美和子の脚はね、切断されたの。どうしてもしなくてはならなかったのよ。凄い火傷だったから…ごめんね、お母さんを許してね……」
お母さんは一通り話すと、私に抱きついて涙を流した。
私はその夜、近くにあったナイフで心臓を刺し、息を引き取った。
家族には手紙を書いていた。
その内容は………………
ここまで、読んでくださってありがとうございました!
え?って思ったかもしれませんが、ここで終わりにしましたw
解決してないところは、続編~短小説で書こうかと思っています。
失礼いたしましたー