人間と宇宙
宇宙は人の数だけある
いつからかそう思うようになっていた
宇宙が人間の脳と似ているのは
偶然か必然か
多分だけど人間は宇宙の外を知ることは出来ない
知ったとしてもまた外の外を知りたくなるだろう
なぜ人の数だけ宇宙があると思ったのかは意外と単純だ
人によって同じ物を見ても感じ方は違うし
おいしいと感じるものも違う
米が好きな人、パンが好きな人、
納豆が好きな人もいれば嫌いな人もいる
それぞれ同じ宇宙のはずなのに感じ方が違う
なら見えている、感じている宇宙も違うはずだ
僕の宇宙は僕が生まれた時に始まった
僕の生まれる前に宇宙があった事を
僕は感じる事が出来ないし証明できない
僕が死んだ後に宇宙がある事を
僕は感じる事が出来ないし証明できない
僕が生きている今
僕の感じる宇宙がある
宇宙が人間の脳に似ていると言った
それもこの宇宙のどこかで聞いた話
この宇宙は誰かの考えた宇宙なのかもしれない
この考えられた宇宙の外側をを知ることは出来ない
それに今知っている知識だって誰かが見た
宇宙の知識を知っているだけで
僕が実際に見たわけでもない
この限られた宇宙の中で
宇宙の外をを考えた時
人間は新しい宇宙を創り始める