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10年ぶりに再会した幼馴染について誰かに説明したい  作者: Cani
ハルカ、高校一年生
22/113

夏休みの宿題は最初にめっちゃ頑張ってとっとと終わらせるタイプ

 


「あっ!ミヤコさん!おはようっす!!」

「もーどうにかしてよハルカ・・・」

「ミヤコさんの無視いただきましたぁ!!!!っしゃあ!!!」

「わぁ中々強烈だね」


 ミヤコの怖さを正面から味わった横田くんはそれがクセになってしまったようで、ミヤコに付きまとうようになった。


「同じクラスでバドの練習も一緒だから気が狂いそうだよ・・・。やめてって怒れば怒るほど喜ぶから最近は無視してる」

「無視も喜んでるけど・・・」

「知ってる、言わないで」


 横田くんの粘り強さにもはや感動すら覚えてしまう。


「夏休みになったら大会終わるまでは毎日横田に会うんだよ。あ〜なんでこうなったのよ」

「大会緊張する?」

「まぁね!でも1年女子の部の1位を目指したい!!」

「ミヤコかっこいい!」

「ふふふ。ねぇハルカ試合見に来ない??」

「え!見に行っていいの?」

「もちろん!えー!ハルカが来てくれるの嬉しい!!」


 まさかミヤコの試合の見れるなんて!私の方こそ嬉しい!


「大会が終わったらたくさん遊ぼうね!花火もしたいし〜。お祭りも行きたいな!」

「いいね!楽しみ!」

 約1ヶ月の夏休み、まずは宿題を終わらせて、後半は楽しむ作戦だ。



「おはよ、中川さんと千堂さん」

「川上くんおはよ」

「おっはー。ねぇ、川上は夏休みなんか予定あるの?」

「今のところ特にないかな」

「えー!じゃあさ、花火とか一緒にやろうよ!ね、ハルカ!」

「うん!川上くんが嫌じゃなかったらどうかな?」

「行く。絶対行く」

「俺も行く」

 私と川上くんの間にグッとゆうが割り込んできた。


「みんなで遊びに行けるといいね」

「俺はハルカだけでいいけどね」

「先に私と約束してるんだから勝手なこと言わないでよね!」

「ねぇ〜なんでいつも俺がいない時に楽しそうな話ししてるんだよ!!呼んで!!!俺も!!!」

「高垣くんきたの」

「川上はいつも俺に冷たい!」


 楽しみな夏休みが始まる!



 ***



「夏休みはゆうは実家に帰るの?」

「ババアがうるさいからな。ハルカも一緒だよ」

「え、私も?」

「当たり前。保護者の言うことは聞かないとな」

「迷惑じゃないかな?」

「楽しみにしてた。ババアが。オヤジもな。あと、俺も」

 ゆうはまたニヤニヤしていた。



 ***



「ハルカちゃーん!!!!やっとゆっくり会えるわねー!学校はどう?ゆうは意地悪してない?彼氏できた?テストどうだった?部活入った?」

「え、えーと」

「適当に言っとけ、体力もたねぇぞ」


 夏休みが無事に始まり、私は本当にゆうの家に滞在することになった。

「げっ、何この趣味の悪い飾り・・・」

「だってぇ〜ハルカちゃんに来てもらうんだよ?可愛くしたいのよ〜」


 カーテンはピンクで薔薇柄だったし、テーブルにはレースのテーブルクロスがかかってて、お花がたくさん飾ってあって、壁にはハート型の鏡とか置いてあって、そう、ラブリーな感じだ。

「ねぇ!ハルカちゃん?少し休んだら、夜ごはん一緒に作らない〜?ハートのハンバーグを作りましょ〜!!」

「なんでもお手伝いします!これからお世話になります」

「あ〜んもうかわいい!!おばさん本当に女の子が欲しかったのよ〜!ゆうのお嫁さんになるっていうのはどう??でもこんな乱暴者なんて嫌よね?声も大きいし」

「ババアうるせー!!」



 私よりもゆうの体力の方が心配になりました。





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― 新着の感想 ―
[一言] 彼氏できた、と聞く母親。まあ、できていたらさすがにここには来れていないよね。
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