4話 挨拶練習のその後の自己紹介。
卒業論文という名の魔物だけではなく、学年末テストまで来てしまった。
更新空くと思われます。
すみません。
宗教じみた挨拶練習が終わり、駅の近くのマクドナルドに行き、改めて1年生同士で、自己紹介することになった。
なぜ行くことになったかというと、周りの名前が分からないからだ!
ということでだいたいの1年生でマクドナルドまで行き、全員注文し終えてから、自己紹介をした。
先陣を切ったのは、挨拶練習で先頭に立ち、初日に監督に当てられて答えれなかった子だ。
「境北リトルシニア出身の戸上康太です。ポジションはショート。甲子園に行こう。」
戸上が言うとみんな揃って言っていた。
そして最後に残ったのが、神保と俺だった。
先に「雪島ボーイズ出身の神保大也。ポジションはセカンド。さっきの西には負けるつもりないんで。よろしく。」と爆弾投下しやがった。
重い雰囲気の中、「同じく雪島ボーイズの中島翼です。ポジションはピッチャーです。足を引っ張ることの無いように頑張ります。」
すると、地元が近いらしい毛利って奴が、「中島って、あいつと付き合ってるんだよなー!」と言ってきやがった。
「いや別れた。」
「え?そーなん?なんかごめん」
ほら空気がさらに重くなった。
なのでおどけるように、「いや浮気されたんだぜー、俺だせぇだろ。」と言っておいた。
内心とても辛い。
察したのか神保が、「まぁこいつ女運ないしなぁ!」と乗ってきた。
いやお前がこの雰囲気作ったんやろと、みんなで突っ込んだ。
そのおかげか雰囲気が少し良くなり、みんなの中学時代の話で盛り上がることが出来た。
次1年生の部員をまとめたいと思います。
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