プロローグ③
わからんわからん
そうして僕が全力でやった初めての体力テストが終わった。
成績は、50メートル走 6.3秒 10点
上体起こし 46回 10点
反復横跳び 69回 10点
長座体前屈 46cm 6点
握力 49kg 8点
シャトルラン 125回(打ち止め) 10点
立ち幅跳び 249cm 10点
ハンドボール投げ 15m 2点
総合 66点 判定 A
どういう成績だった。
正直そこまですごい成績がでなかった(神保に負けた)ので、声がかからないだろう。
お昼休み
いつものように、校長室でお昼ご飯を食べようと思い、向かっていると、放送で生徒指導室に呼び出された。
授業も最近寝てないし、宿題も出したのでなんで呼ばれたのかを考えながら、歩いて行った。
「失礼します」
ノックをし、挨拶をしてドアを開けるとそこに居たのは、教頭先生と担任、そして熊のようなどデカい体格の目つきが悪く、僕を見定めるような目で見てくる人がいた。
とりあえず席に座り、「どちら様ですか?」と聞くと、返ってきた答えは予想していなかったものだった。
「お前、この人は根城山大付属高校野球部スカウトの大山熊五郎さんだ。」
は?
入試が終わったでありまする。
ちなみに私のシャトルランは168回(体力テスト高校3年連続学校1位)です!
次でプロローグ終わらします!