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伝者旅 壱章  作者: 諸星回路
幻想の箱庭編
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愛情

「ツバキ!また明日ね!」

 彼女はいつもそう言う。そう言って隣の女の子と手を繋いで羽ばたいていく。

「あ…また…明日…」

 背中は2つ。もう1人は私じゃない。


 喘ぎ声と敢えて暗くした廊下。

 何で居るの?

 2人きりの嗜み。紫色の教室。

 何で私は居るの?


 離れていく彼女。近付いていく彼女達。

 だから食べちゃったの。隣にいたあの子。

 私はツバキを捨てて生まれ変わる。魔法の力を使って。

 今日から私があの子。


「メジロ…どうして…どうして…」

 彼女は羽ばたくことをやめて、首に添えた紐に身を任せて空に舞う。騙せなかった。

「一緒に…なりたいよ…」

 だから食べちゃったの。綺麗な小鳥さんも。

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