表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝者旅 壱章  作者: 諸星回路
プロローグ
1/35

白い部屋

 黒が色褪せた花を染めた。男が女の上に傘を差したのだ。

「ありがとう」

 雨に濡れた女は呟く。だが、男は女の笑顔を見ることもせず、一心に黒く染めた。

 次第に双方の黒は溶けては混ざり合い、深い水溜まりを世界に下ろした。


 程なくして男は白い部屋に縛られる。そこは、果てもなく、不自由もなく、男にとっては“闇”そのものであった。鬱屈した世界で何度も叫び、喚き、否定の言葉を重ねるだけ。

 ただ、一つの声が鍵を外した。


「そろそろ、目を覚ましてくれよ。マグナム」

ーープロローグ、終了

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ